前回紹介した、福岡空港→マカオ空港トランジット→(ベトナム)ダナンの後編。
ダナン空港→マカオ空港トランジット→福岡空港(日本)までの帰り方になります。
マカオでのトランジット方法自体は、前回の行き方とあまり違いはないので問題なかったのですが、帰りのマカオでは深夜2時半から朝8時半までの6時間のトランジットになり、
マカオ空港で朝までロビー宿泊したり、手荷物検査でモバイルバッテリー没収されたりと、行きとはまた違うトランジットになりました。
前半の行きの様子はこちら↓
マカオトランジット後編、ベトナム・ダナンからの帰路、
深夜のマカオロビーの様子から、寝るのに最適な寝場所や、手荷物検査でモバイルバッテリー没収理由などを紹介したいと思います。
ダナン国際空港へ
何はともあれ、まずはダナン国際空港に向かいます。
その時、タクシーで向かうと乗車料金にプラス空港入場料?(1万5千ドン:約75円)を、追加で支払う事になるので、計算に入れておきましょう。(*その分はぼったくりではないです)
ダナン空港(国際空港)はどちらが正式名称なのか、手元のeチケにはなぜかドメスティック(国内)と記載されておりましたが、グーグルマップではインターナショナル(国際)になっており、ただ、この辺りにはこの「ダナン国際空港」しかないので、タクシーに乗って「ダナン空港まで」と言えば間違いなくそこに行くはずです。(GRABだと位置を指定するのでまず間違う事はないと思います。)
ダナン国際空港の到着(アライバル)は1階、出発(ディパーチャー)は3階となっていて、ダナン国際空港の中も全然大きくないので、タクシーで降りる場所を間違えて、仮に到着のほうで降ろされても、中のエレベーターで3階に行けばいいだけなので、それほど問題にはならないと思います。
チェックインカウンターも横並びにあるだけなので、迷う事はないです。自分の乗る航空会社をチケットと電光掲示板で確認したら並ぶ場所もすぐわかると思います。
今回の便は深夜便なので、マカオ空港に着いてしまうとお店は全部締まっていて次の便での機内食まで食事がとれなくなるので、空港内で少しでも食事を済ませておく方がいいと思います。
ダナン空港内には『ハイランズコーヒー』があり、料金もまだベトナム価格でベトナム最後の思い出にもちょうどいい!
ここのハイランズコーヒーの中にもちょっとしたお土産なども売ってるので、荷物に入れるなら、チェックイン前に立ち寄りましょう!
チェックイン
チェックインの受付で行きと同様、乗継分のチケットも合わせて2枚渡されます。荷物(バゲージ)もこの段階で預けます。
帰りはマカオで深夜から朝まで過ごすことになりますが、やはりマカオでバゲージを受け取る必要はありませんでした。(チケットによりますので、一応確認してください。)
チェックインの後、[DEPERTURES]の[FORIGNER]に並び、手荷物検査などを受けて、出発ロビーに入っていきます。
中でもまだ食べ物等売ってますが、中に入ってしまうと早速ベトナム価格ではなくなってしまってます。
掲示板で現在の状況を確認しましょう。
掲示板はベトナム語以外に英語でも表示され、中も全然広くないのでボーディングゲートも迷うことなく直ぐに見つけることができると思います。
ダナンからマカオまで
写真だと真っ暗で全くわかりませんが…、手前のややカーブしたライト沿いがミーケビーチ沿いになってます。
フライトは、eチケには23:35~02:20と約3時間位になってますが、1時間の時差があるので、実際のフライト時間は約2時間になります。
深夜便なのでフライト中室内は消灯されうす暗くなりますが、直ぐ到着するのでしっかり寝る事は出来ません。

クッキー
途中でやっぱりお菓子がでる。
クッキーなんですが、普通の甘いやつとお惣菜みたいな変わった味の2種類。
マカオ空港の手荷物検査でモバイルバッテリー没収
マカオ空港に到着すると、行きと同様再度手荷物検査があります。
行きと同様「乗り継ぎ」と日本語で書かれた方向指示があるので迷うことなく行けるはずです。
ここで行きでは引っかからなかった、スマホ用モバイルバッテリーを没収されてしまいました。
モバイルバッテリー没収の理由
どうやら没収理由は商品にラベル(技適表示?)が無いといったような事で、英語力が皆無な私は、グーグル翻訳を使い「行くときから持って行ったもので、ベトナムで買ったものではありません」といったような事を伝えたのですが、どうしてもダメと言われて2千円もしたモバイルバッテリーを没収されてしまいました。
マカオの法律の問題か日本の法律なのかわかりませんが、不安な方は行く前にモバイルバッテリーに表記ラベルがあるか確認して持っていきましょう。
追記
後日確認したところ、
2019年2月1日より、モバイルバッテリーにもPSEマーク(電気用品安全法)が施行されたようで、やはりこれが問題だったようです。
モバイルバッテリーは、『特定電気用品以外の電気用品マーク』になり、丸PSEマークになります。お手持ちのモバイルバッテリーが19年2月以前に購入されたものの場合、このマークが記載されてない可能性があるので、確認されてみて下さい。
新しく購入検討される場合は、「機内持ち込み可能か、PSEマークの有無など」などをしっかり確認してから購入されると間違いないと思います。
下記にて『PSE認証付き、最新モバイルバッテリー』の商品リンクをしておきます。マークの確認ついでにどうぞ。
深夜のマカオ空港の様子
モバイルバッテリーは没収されてしまいましたが、それ以外は何も問題なくマカオのロビーに入ることができました。
ロビー迄の通路は行きと同じで「乗り継ぎ(transfer)」と書かれた指示通りに進むだけです。
なぜかチケットには次のボーディングゲートナンバーが記載されてなかったので、着いたら一旦次の便のボーディングゲートを探します。マカオ空港内の電光掲示板と自分の搭乗便名を照らし合わせ確認しましょう!
ベトナムとマカオには1時間の時差があり、ダナンを夜中の11時半に出たのですが到着すると、夜中の2時半となっており、マカオ空港のお店は全部締まってました。
どうしてもおなかが空いたら自動販売機はありましたが、支払いはマカオパタカ(MOP)か香港ドル(HKD)なので、やっぱり少しは香港ドルももっておいた方が何かと便利だと思います。
マカオではベトナムで使っていたシムは当然使うことは出来ず、マカオ空港にフリーWi-Fiもあるのですが、うまくつながらなかったので、夜中は寝る以外にやることはなかったです。
マカオ空港で寝る際の場所や注意点
マカオ空港のロビーはかなり綺麗で、搭乗ロビーでは基本的に飛行機に乗る人と掃除の方しか中にいないはずなので、治安の問題もそれほど感じることはないと思います。
ただ、私の場合一人旅なので、さすがに荷物の心配もあるので、ぐっすり寝ることは無理でした。
空港内の気温は?
マカオ自体暖かい国ではあるのですが、今回の旅行時(4月)のマカオ空港は冷房も利いていて朝方は特に寒かったので、Tシャツ一枚では相当キツイと思います。最低でも長袖の上着やパーカーを一枚着たほうが無難です。

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マカオ空港ロビーで寝心地のいい場所は?
深夜のロビーはエスカレーターも停止していたりするのですが、1階からレストランのある3階まで移動は可能で、どこでも寝ることは出来ますが、クーラーが利いてる場所は本当に寒く、基本的治安は悪くないとはいえ、人の少ない場所は荷物の心配も出てくるので、出来れば他の観光客(欲を言えば日本人の観光客)のそばが一番安心できます。
ベンチは全て一人掛けになっていて、肘置きが付いてるベンチと付いてないベンチがあり、横になりたかったら、肘置きが無いベンチを探す必要があります。
割合は半々といった具合で、今回は数十人(百人程度?)の乗り継ぎ待ちの人がいましたが肘なしベンチも十分空いてました。
ただ、ベンチはクッション性は皆無で、ずっと寝てると痛くなってきたので、最終的には絨毯になっている床で横になりました。
完全に清潔かどうかはわかりませんが、きちんと清掃はされているので、ここの方が若干痛さは緩和されるんじゃないかと思います。
おすすめの場所
メインフロアになってる2階が天井も高く、クーラーの冷え込みもマシで、ここに人が集まってるので、一人旅の場合はここが一番安全に感じます。
ただ、明かりが常に煌々と点いてるので良くも悪くも寝にくい一面もあります。

1階
その点、1階や3階はお店も閉まっていることもあり端の方では電気も若干暗く、床が絨毯になってるので、複数ならここが寝やすいかもしれません。
夜が明けると、朝霧に包まれたお城みたいなのが見えてきた!
マカオから福岡まで
寝過ごさないように気を付けて、チケット(および電光掲示板)に記載された時間までにボーディングゲートへ行きましょう。
ロビーも広くなく、「搭乗ゲート」と日本語でも方向指示が出ているので、すぐに行けるはずです。
福岡までのフライト時間は約3時間なので、行きとほぼ一緒。その間に機内食も付いてきます。
マカオ航空の機内食は「和食」「洋食」どっちもおいしかったです♪
福岡空港到着
もう日本なので、わからないことがあったら日本語で聞けるので安心ですが、入国前最後に[携帯品・別送品申告書]を書くことになりるので、ちょっと解説しておきます。
携帯品・別送品申告書の書き方
さほど難しくないのですが、迷ったところがあったのでざっと説明しておきます。
搭乗機
搭乗機名は乗り継ぎだと2本乗ってるのですが、あとの分(マカオ→福岡)に乗った分の便名でいいようです。
出発地
出発地は”来た場所”。
今回だと、マカオには入国してないので、ダナンになります。
入国日
入国日は、”今その瞬間に日本に入国する日”の事なので、その日の日付という事になります。
その他の個所
現地から何か荷物を送っていたりするのなら、その旨を書くことになり、申告義務のあるものを持ち込むならその旨を記入することになるので、その他の個所は各々にあわせて書いていただきたいと思います。
まとめ
今回でマカオ空港トランジットでのベトナム・ダナンまでの行き方・帰り方(2019年4月時)は以上になります。
帰りは、マカオ空港でモバイルバッテリーを没収されてしまったのが残念ですが、現地の税関?の方とグーグル翻訳やジェスチャーで意思疎通して、「裏に記載(ラベル)がないとダメ」と言ってるのがわかったので、マカオでトランジットする際はこの点を気を付けるといいと思います。
人生初の海外空港ロビー宿泊だったのですが、マカオ空港内は綺麗で、想像より寒かった事以外特に問題に感じることもなくロビー宿泊でき、マカオ空港でのトランジットも、英語力皆無で海外旅行通でもないので、当初不安もありましたが、案外簡単に行けて良かったです♪
唯一の問題は、一人旅だと荷物の心配がでるので、しっかり寝れない事ですかね…
今回”マカオ航空で行く、マカオトランジット格安チケット(勝手に命名)”でダナンに行き、帰りは若干疲れましたが、飛行機にずっと乗らなくていい分、楽な面もあり、”行き”はマカオ空港内のお土産屋さんも見れたりして楽しかったです!
マカオエアラインは低価格でもサポートもしっかりしていて、LCC(ローコストキャリア)ではないので、機内食までバッチリついてきて、ダナン旅行も大手のツアーだと20万円などしたりしますが、『エアトリ』で格安チケットを探し出す事ができ、空港使用料・燃油サーチャージ代コミコミ3万7千円(往復)と超格安でダナン行きチケットが購入でき大満足でした!!
今回のマカオトランジット後編はロビー野宿メインだったので、トランジットの詳細は前編の”行き方”もあわせて読まれるとよりわかると思います。お時間があれば合わせてどうぞ↓↓
私はいつも『エアトリ』で格安チケットを買い【Booking.com】で別途ホテル予約してます♪
ベトナムは物価も安いので、1泊2000円位でも素敵なホテルがいっぱい探せますよ!!