若くして他界した父の最期を看取り、”短い人生もっと楽しもう”と、本物の刺激を求めて、(ヒキ傾向の小心者)ゲーマーがノープランベトナムひとり旅行ってみた・・・
旅行の準備
まずは、なにはともあれ、チケット購入など旅行の準備。
子供の頃からインドアゲーマーで、小柄で小心者(&英語力皆無…というトリプルパンチ)な事もあり、今まで海外一人旅とか、バックパッカーのような事なんてしたことも無いから、何から手を付ければいいかも分からず、海外旅行慣れした友人に相談。
ハノイにした理由
初めての海外ひとり旅なので、気にした点は3つ
- 福岡空港から直行便で行ける
- 物価が安い
- 治安が悪くない
当初、私の勝手な思い込みで、ベトナムの治安は良くなさそうなイメージがあったのですが、その友人に話を聞いたら、「ベトナムの体感治安は全然悪くないよ!」との事だったので、ベトナム・ハノイに決定!
ハノイのインフラは?
次に気になったのは、現地の通信事情(インフラ)。
ハノイはベトナムの首都で、インフラも整ってるから「WI-FIも至る所で繋がる」ということだったのですが、期間も1週間程度だったので、”イモトのWI-FI”をレンタルして行くことに。
今では格安現地SIM(コレ↑)使ってます。イモトWI-FIとの違いも紹介してるので、興味があれば合わせてどうぞ!
航空チケット購入とホテル予約
とにかくハノイに行くことは決定したはいいけど、”ホテルの予約”と”航空券の買い方”も全くわからなかったので、こちらも友人に相談・・・
航空券が先
と教わり、言われたとおりに、エアトリで福岡空港からハノイへの直行便を検索し、往復チケット(約5万円)を購入!
*ベトナムは往復チケットを購入していれば、15日間ノービザで行ける!23年追記:ノービザ滞在45日間に延長
ホテル検索
ハノイは今建設ラッシュで、大型ショッピングデパートもあったり、街も綺麗になってきてる(らしい)けど、東南アジアのクオリティ(いわゆる”トイレ流せない”とか、”シャワーからお湯出ない”とか)が、どの程度なのかも全くわからないから、
ベトナムにしてはちょっと高級(と言っても2ベッド1泊4千円前後)な、ホアンキエム湖眼前と立地バツグンな『ボンセラホテル』に決定!
関連>>「ボンセラホテル」宿泊感想
いざ!ハノイへ・・・
さて、下準備は終わったので、ハノイに向けて出発~!!
何はともあれ空港
福岡空港はそれほど大きくないのですが、初めてなので失敗しないように早めに空港へ・・・
海外は一度団体ツアーでロサンゼルスに行ったことがある程度で、個人旅行したことないから、eチケとかいう存在も知らず、ネット予約だけで搭乗できるか超~不安だったけど、何事もなくすんなり搭乗。
ベトナムエアラインはLCCではないので、4時間のフライト中ドリンク飲み放題の食事つき!
フライト時間は4時間で、「長いかなぁ」と懸念していたけれど、食事がきたり、飲み物がきたりと次から次に来るから、それほど時間を感じる事は無かった。
ノイバイ空港にて
現地に着いたら当然日本語なんてどこにも書いてなくて、どこに行けばいいのか超不安の中、とにかくみんなについて行き入国。
↑23年追記:格安LCCベトジェットでダナンに行った際の様子ですが、ベトナムへの行き方(空港でのやり取り)の流れも掴めると思います。まだ海外旅行したことない人の参考にもなると思うので、興味があればあわせてどうぞ!
1階にバゲージが流れてくるレールがある。
現金無いと始まらないから、出入り口近くにあった両替所で兎にも角にも両替。(日本で両替するより現地の方がレートが良い。これも知人情報)
今回は初ベトナムな事もあり、ホテルにお迎えをお願いしていたので、外で名前の書いたプラカードを持ったドライバーさんの車に乗って、ホアンキエム湖のホテルまで行くことに。
料金はホテルで最後に一緒に支払うので、その時に払う必要はないけれど、大体2千円とそんなに安くなかった。
タクシーは個人のような普通車で、英語もまったく分からない運転手さんで(私も人の事いえませんが…)、海外でたまに聞く、違う所連れて行かれたりされないか?…汗、とか、若干不安だったけど、取り越し苦労で何事もなく無事到着。
滞在先はホアンキエム湖
今回予約したホテルは、旧市街などの観光スポットへのアクセスも良いという事で、ホアンキエム湖すぐそばの『ボンセラホテル』。
ベトナムにしては料金はやや高めだけれど、星★も付いてるホテルだから、スタッフも全員親切で、英語力皆無の私にも安心。
早速ホテルを出ると、徒歩1分でホアンキエム湖。
とりあえず、土地勘全くないから、ホアンキエム湖を一周街ぶら。
午前中は、木が生い茂っていることもあり、結構涼しいけれど、6月は日中になると40℃は確実にある感じで、”飲み水の携帯は必須”。
近所を散策
まず、ホテルからすぐ近くの、ガイドブックにも載る有名観光スポット、ハノイ大教会(セントジョセフ大聖堂)に行ってみた。
時間帯によっては中にも入れる。
”ハノイ最大のカトリック教会”ということらしいけど、、「うん、まぁ教会だね…」といった感じ。
すぐ側にはベトナム雑貨の有名店『nagu』や、観光客も立ち寄るベトナムの食材(スパイスとか)が現地価格で買える地元のスーパー『Intimex』もある。
他にも、この近辺だけでも美味しいレストランやガイドブックに載ってるお店もいっぱいあるから、この辺だけで遊びも生活も困らない。
食事
地元めし!『ブンボーナンボー』
今回泊まってるボンセラホテルは注文し放題の朝食付きで朝食は問題ないけれど、土地勘がまったくないから、初日の夜食は、近所にある「ブンボーナンボー」?とかいう”安くて美味しいお店”をホテルの人に教えてもらって行ってみた。
ベトナムと言えば通常”フォー”が有名だけれど、フォーはホテルの朝食でも食べられるので、ご飯食べたくて『魚のフライプレート』を注文。
料金はフライ約300円位と+スイカジュース約100円
計:400円!?程度
ローカルフード有名店:『ダックキム』と『Pho10』
お次は、ベトナムローカルフードの有名店・ブンチャーのお店『ダックキム』と、フォーのお店『Pho10』に行ってみる。
Pho10は、ボリュームも満点で夕食どきには、お客さんで外まで大盛況!
ブンチャーは、ヌクマム(魚醤)ベースの甘つゆがまた絶品で、ベトナムローカルフードの虜になってしまった・・・
↑『ダックキム』の場所
↑『Pho10』の場所
高嶺の花!『マダムヒエン』
ベトナムではちょっと高級レストラン(と言っても一人予算1000円前後)の『マダムヒエン』に行ってみる。
↑『マダムヒエン』の場所
予算は大体”1000円~”程度だけど、地元の人は、おいそれとは入れないくらいの高嶺の花のお店らしい・・・
ベトナムコーヒーとデザート
”ベトナム”といえば”コーヒー”!
ということで、カフェ巡りへ・・・
ベトナムにもあるぞ!『スタバ』
初の一人海外で、いきなりローカルカフェに躊躇してしまい、「ベトナムにもスタバあるんだ~♪」と感激しつつ一旦入ってみる。
ベトナム価格かと思ったけど、普通に日本と同等のお値段です・・・
スタバグッズは、ベトナム仕様ボトルなんかが売ってるから、帰国後も普通に使えるお土産にいいかも。
超おすすめ!『コンカフェ』
慣れたころに、ベトナムローカルカフェ巡り♪
『コンカフェ』はホテルから一番近かった『ハノイ大教会の目の前の店』に行ってみたけれど、大盛況で忙しいからか誰も案内してくれず、一見さんお断り感ハンパなかったけれど、臆せず入ってみたら、料金も激安で味も美味しくて最高!
初見では圧倒されるので、コンカフェの場所や注文方法紹介してます↓
↑ホアンキエム湖周辺の『コンカフェ』
初心者におすすめ!『ハイランズコーヒー』
お次は『ハイランズコーヒー』
ここの注文方法は”いわゆる『スタバ』”と同じスタイルで、英語力皆無でも迷ず簡単に注文できるから、ベトナム初心者にも安心♪
↑ホアンキエム湖周辺の『ハイランズコーヒー』
『カフェフォーコー』でエッグコーヒー堪能
ホアンキエム湖のすぐそばにある(のに、なかなか見つからない)、エッグコーヒーの有名店『カフェフォーコー』に行ってみる。
始め、入口がわからず探すのに相当苦労した。ここだけじゃなく旧市街周辺はグーグルマップないと本気で迷子になる。
目の前にはホアンキエム湖もあり、屋上からの見晴らしは最高!
「エッグコーヒー」の味は・・・独特
ただ、映え写真用にも一度は注文しておきたい!?
探しだすのに超迷ったので『カフェフォーコー』へのアクセスと、店内を紹介してます。↓
プリン激安!『Duong Hoa(ズォンホア)』
ハノイの有名なプリン屋さん「Duong Hoa(ズォンホアって読むのかな?)」、ローカル感半端ないけど、7000d(35円位)で鬼安い。
”ゆるゆる系”で超美味しいけど、冷えてないから、氷と一緒に食べるのが”通”らしい。
持ち帰りも出来るみたいだから、氷が怖い人は、ホテルに買って帰って冷やすといいかも。
場所は、ドンスアン市場の通りを北に行くとある
毎週末がお祭り状態!ナイトマーケット
ホアンキエム湖は、毎週末、歩行者天国になり、夜になると、旧市街でナイトマーケットが開催されていた。
親子づれやカップルも多く、ナイトマーケットでは衣類やオモチャなどのお土産品から、屋台にはアイスや焼き鳥が売ってたり、毎週末夏祭りがあってるような感じ。
次の日、昼間は車一台通っておらず(ホコテンだからか!)、先日までの交通量がウソのよう・・・
お土産:某スポーツメーカーも激安!?
旧市街周辺には衣類屋さんも多く、”ベトナムらしい”かごバッグやアオザイのような衣類だけでなく、、何故か?3軒に1軒位の勢いでノースフェイスや、アンダーアーマーのTシャツ、バッグなどが激安価格で売っていた。
よくよく考えると、日本で売ってるやつもベトナム製だったりするのだから、現地だと安いのは当然なのかも?(モノホンかは知らない)
そのほか、旧市街からドンスアン市場周辺には、プラカゴバックのようなベトナムらしい可愛い雑貨屋さんもいっぱい!
こういったお店の多くは基本的に”言い値”なので、値段交渉しないと高く買わされてしまう・・・
ベトナム旅行初心者必見!?「誰でも出来る値引き交渉術」を紹介してます。
最終日
今回お世話になった『ボンセラホテル』は、チェックアウト後も荷物を預かってくれたので、夕方までホアンキエム湖周辺でゆっくり遊ぶことができ、帰りのタクシーも手配してくれたので、最後まで安心だった。
ベトナムエアラインのハノイ→福岡空港行きは深夜便なので、最終日もゆっくり遊べる半面、寝る時間が短くて、帰国した次の日がちょっと眠たくて大変だったかな。
終わり
学歴が無いから今まで仕事はほぼ肉体労働だったけれど、身体も小さいし、子供の頃からゲームが趣味で、どちらかと言えば、ヒキ傾向のインドア派。
会社に尽くし、働き盛りで他界した父親が息を引取る様子を見て、「短い人生もっと楽しもう!」と、ほぼノープランでベトナム海外一人旅してみたけど、英語力無くてもやってみたら「案外なんとかなるもんだな」と思った。
6月のハノイは最も気温も高く、旅行にはやや時期はずれだったけど、ベトナムは物価も安いので、ホテルも航空券も格安で、体感治安も基本的には悪くないから、初の海外一人旅には良かった。
海外を一人で適当に”街ぶら”するだけでも「今、生きてる!」という実感がすごくあって、エルダースクロールやウィッチャー(ゲーム)のように、空にドラゴンが飛んでいたりはしないけれど、
「本物の世界は圧倒的に楽しい!」
と改めて感じる、素晴らしい旅だった!!
海外旅行の行き方
下記ページで、海外旅行(ベトナム)の際の空港でのやり取りと、格安航空券の『エアトリ』の購入方法を紹介してます。英語力皆無の私…でも行けてるので、まだ海外旅行したことない人でも下記で流れが掴めると思うので興味があればどうぞ!