ベトナムも観光地域なんかだと通信網が発達していて、高級ホテルに限らず、お得なホテル(アパート)や、カフェなんかでもフリーWi-Fiが大体設置してあるので、SIMなしでも概ね通信に困る事は無いですが、、
SIMフリースマホなら現地SIMも用意していくか、キャリアのスマホならベトナムでも使えるモバイルWi-Fiの『イモトのWiFi』をレンタルして行けば、街中いつでも通信できるので、グーグルリアルタイム翻訳を使って露店の人と値段交渉しちゃったり、旅行も一層楽しめるとおもいます!
現地SIMの購入は、現地の空港などでも販売していたりしますが、『Amazon』で販売している『Vietnamobile』は価格も数百円と激安で、
開通から15日間使用可能(ベトナムのノービザでの滞在日数と同じ)で、通信容量10G、電話番号も付いており、配車アプリの『Grab』タクシーも使用可能なのでおすすめです!
Grabの設定・使用方法は↓リンク先で解説してます。
今回は『Vietnamobile 4G 15日間 10GB データ通信SIMカード』を現地で実際使用した感想や、設定方法。
SIMフリースマホじゃない人には『イモトのWiFi』と比べてみた感じなども合わせて紹介します。
VIETNAMOBILE(ベトナモバイル)概要
ワタシノブレインwiki情報によると、
Vietnamobileは、ベトナム通信キャリアの1つで、2012年時点の情報では、ベトナムで4番目に大きなのプロバイダーらしいです。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Vietnamobile
通信範囲
バンド帯は(2G, 3G, 4G/LTE)となっていて、通信範囲を『vietnamobile(公式サイト)』で確認すると、緑色の所が通信可能地域のようですが、『ハノイ・ホーチミン・ダナン・フエ・ホイアン・ニャチャン』などなど、ベトナムの観光名所は殆どカバーしていますね。
設定方法
SIMカードは、SIMフリー端末なら、スマートフォンに限らず、タブレットや、Wi-Fiルーターなどにも使えるようですが、私はスマホでしか使わないので、スマホでの設定を解説していきます。
私のスマホは、海外旅行用に数年前に中古で1万5千円位で購入した『Huawei GR5』になりますが、スマホの設定も機種やOSにより若干違う個所もあると思いますが、大まかには共通の所もあると思うので、参考になればと思います。
SIMの差し替えから設定まで
さて、ここから実際の設定方法の解説に移りたいと思います。
SIMカードのサイズは?
シムカードのサイズは『3 in 1サイズ』となっていて、『標準SIM』『microSIM』『nanoSIM』と切込みが入っているので、スマホのSIMサイズを確認して切り取るだけ。
自分のスマホのSIMがどのサイズかわからない場合は、一度、今差し込んでるSIMを抜いて合わせれば、間違える事は無いと思います。
SIM差し替えるタイミングは?
SIMカードは日本にいる間に差し替えても、地域外なので通信することはないと思いますが、今回の『Vietnamobile』のSIMの場合、通信が開始されてから15日間になってるので、現地についてから差し替えるほうが間違いないと思います。
フライト中、機内でもスマホで音楽を聴いたりすると思いますが、どちらにせよ機内で通信は出来ないと思うので、この時点でWi-Fiやモバイル通信はオフに設定しておきます。
着陸態勢に入ったら一度スマホの電源を落として、空港に着陸した際に差し替えるのが一番効率がいいんじゃないかな?と思います。
SIMの差し替え方は?
まずは、スマホの電源をスリープではなく『オフ』にしてしまいます。
電源を入れたままでも、SIMを差し替える事は可能だと思いますが、内部の通信がバグらないとも限らない(デジタル信じてない)ので、安全を期して、電源をきちんと落として差し替えましょう!
SIMのトレーは大体ピンを挿してトレーを引き抜いてSIMを入れ替える仕様だと思いますが、『Vietnamobile』のSIMにはピンが付属してません。安全ピンで代用できるので、SIMと一緒に持って行きましょう!
(現時点で販売されてる物には”ピン付属”してるようです!)
追記:
2020年1月現在、次回ホーチミン旅行用にピン付き購入したら、SIMスロット取り出し用ピンと、microSIMが丁度入るサイズの袋も一緒についてきました!
旅行中、差し替えた日本で使ってるSIM保管するのに丁度よさそう!
SIMスロットにピンをまっすぐ差し込みます。
すると、押し出されるようにトレーが”ポコッ”と飛び出します。
トレーをよく見ると、斜めの切込みがあるので、そこに合わせてSIMをセットします。
あとはそのまま、元の差込口にセットしたら完了!
スマホの設定
SIMの差し替えが完了したら、スマホの設定に入ります。
フライト中にすでに通信設定はオフに設定してると思いますが、通信再開する前にアクセスポイントの設定を行います。
まず、『設定』、『その他』から『モバイルネットワーク』を選びます。
モバイルネットワーク設定の項目に、赤丸で囲んだ『アクセスポイント名』に入ります。
APN設定が自動でできていない場合は、『新しいAPN設定』が出てくるので、その際は、新しいAPNを設定しましょう。
下記参照
APN:Internet
ユーザー名、パスワード:空欄
認証方式:CHAP
これで繋がると思います。
自動設定できている場合は、『Vietnamobile GPRS』というのがあるので、それを選ぶだけです。
一つ前に戻って、『モバイルデータ通信』と、『常時接続を有効にする』をオンにすると、設定がうまくいっていれば通信が始まります。
『データローミング』はオフのままでいいです。
変なメールが送られて来る
通信が始まると、ベトナム語のSMSメールが大体1日おきに1通、定期的に送られてきます。
”グーグル翻訳大先生”のお力をお借りして訳してみたところ、ベトナム語はやや翻訳が難しい事もあり、意味不明な所もありましたが、大体ベトナモバイルからのセールスと思っていれば問題ない感じなので、端的に言うなら、”無視でOK”です。
電話番号は?
電話番号は、SIMカードの裏に記載されてます。
上記画像の『so thue bao』の後に、0から始まる10ケタの数字があるので、そちらが電話番号になってます。
『Grab』を使用したい場合は、Grabの設定の方で、その数字を入力すると使えるようになります。
ベトナム現地で実際に使ってみた感想
実際にベトナム旅行で『Vietnamobile』SIMを使用した感想や、一日の使用量などを紹介します。
通信の安定度は?
今迄に使用した地域:
- 北部のハノイ・ホアンキエム湖周辺とツアーで行ったハロン湾
- 南部のホーチミン一区周辺と、メコンデルタツアー
- 中部ではダナン・ミーケビーチ周辺一帯と、これまたツアーで行ったバナヒルズとホイアン
市内に限らず、やや離れた場所でも概ね4G通信できており(iPhoneは3Gのみのようです)、ハノイ旧市街などの人の多い所でたまに通信が不安定な時があった位で、旅行中ほぼ不自由なく毎日使用できていました!
メールやSNSは使える?
始めて使う際に一番不安に思ってたんですが、SIMを差し替えてもラインもメールも特別に何の設定も必要なく、普段通り使用する事ができました。
ツイッター(ツイッター始めました)やインスタ、フェイスブックに関しては、現時点で利用しておらず試してないので、はっきりとしたことは言えないのですが、スマホにアカウントが紐づけられているのなら、そのまま使えるのじゃないかな?と思います。
(今後、試したら追記します。)
追記:
ツイッターに関してはそのまま使用する事ができました。
一日の通信量は?
上記画像見てもらうと、多い日でも50Mb位しか使用してないのがわかると思います。
日々の使用は、概ね、現地でグーグルマップ見たり、Grabでタクシー呼んだり、グーグルリアルタイム翻訳でお店の人と会話したり、母や友達にラインでメールや写真送るのが大体の使い方なんですが、
動画なんかの大容量データを送る時だけ、ホテルなどのフリーWi-Fi環境下で行うよう心がければ、普通に使っても容量を気にする必要なさそうです。
今回購入した『Vietnamobile』のSIMの容量は10Gなので、ベトナム観光ノービザ最大日数の15日間滞在したとしても1枚で十分じゃないかと思います。
Vietnamobileに出来る事
グーグルマップは、ホテルなどのWi-Fi環境下で先に周辺地図をインストールしておけばGPS自体はSIMなしでも使えますし、グーグル翻訳もWi-Fi環境下ならSIM無くても使えるので、
SIMがあって便利なシーンは、Wi-Fi環境外でのグーグルリアルタイム翻訳・会話と、いつでもGrabが呼べる事ですね。
イモトのWi-Fiとどっちがいい?
SIMフリー端末でない場合は、現地SIM(Vietnamobile)は当然使用できないので、”いつでも通信したい人”は、海外でも使えるモバイルWi-Fiが必要です。
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メディアでも有名な『イモトのWi-Fi』は、ベトナムでも使用可能で、始めてのベトナム旅行の際に数日間と短期旅行だった事もありレンタルしてみましたが、
スマホの設定もWi-Fiの設定のみなので、上記SIMの設定よりも簡単に通信でき、1台のWi-Fiルーターで端末5台まで同時接続が可能で、友達や家族と一緒に使えるので、この点はSIMより確実に良いですね!
料金は、激安の現地SIMより多少値段が高いですが、私のように長期でなく、3泊程度の旅行なら、大体5~6千円といった所で、友達と一緒なら、一人だけレンタルして、料金はみんなで割り勘すれば、
(仮に5人なら)一人1,000円位でベトナムでもいつでも通信できる喜び(ぇ)を味わえます!!
予約返却の方法は?
予約返却方法は、『イモトのWiFi(公式サイト)』で確認すると、
- 『宅配で受取・返却』
- 『空港カウンターで受取・返却』
- 『東京本社で受取・返却』
の3種類の方法があるようです。
私は福岡空港なのですが、
空港で受け取って→帰国後に返す
方法が簡単でした。
メリット・デメリット
現地SIM(Vietnamobile)とイモトのWi-Fi両方使ってみたメリット・デメリットを紹介します。
現地シム(Vietnamobile)のメリット
現地シム(Vietnamobile)のデメリット
イモトのWi-Fiのメリット
イモトのWi-Fiのデメリット
こんな所でしょうか。
まとめ
総じて、私のように寂しい一人旅で、長期なら現地SIM一択!
友達や家族と複数で、数日の旅行なら、設定も簡単なんで『イモトのWiFi』もあり!
じゃないかなと思います。
一つだけ、Amazonで『Vietnamobile』のSIMを購入する際の注意点は、
こちらは、海外からの並行輸入品となっており、配送期間が2週間前後とやや長いので、購入予定なら、その期間も計算して準備して下さい。