今まで海外一人旅とか、バックパッカーのようなことをしたことがないから、持っていく荷物からどうしたらいいかもわからず、結局ハノイに1週間滞在したけど、ほとんどホアンキエム湖周辺をブラブラする1週間だった。
それでも、初の海外一人旅は超面白かった。
ハノイにした理由
父親の他界後”今までの人生に疑問を感じ、短い人生もっと楽しもう”、と、どこか物価の安い海外に移住まではせずとも、長期滞在先を探してベトナムを見に行ってみる事にしました。
今回初めての一人海外旅行なので、気にした点は3つ。
- 福岡空港から直行便で乗換えがないこと
- 物価が安いこと
- 治安がそんなに悪くないこと
当初、わたしの勝手な思い込みで、ベトナムの治安はよくなさそうなイメージがあったのですが、知人のベトナム人の情報と、ハノイを旅行した知人に話を聞いても、体感治安はそれほど悪くないということから、ハノイに決定。
ハノイはベトナムの首都で、WI-FIが至る所で繋がるということだったので、現地SIMカードは持って行かず、モバイルWI-FIと現地のWI-FI環境で対応することにした。
ハノイは今建設ラッシュのようで、建物など綺麗になってきてるのですが、東南アジアのクオリティ、いわゆる”氷に気をつける”とか、”シャワーからお湯が出ない”とか、どの程度なのかも全くわからないから、今回はベトナムではちょっと高い値段のホテルを予約していくことに。。
いざ空港へ
福岡空港はそれほど大きくないのですが、初めてなので、間違いがないように早めに空港へ・・・
海外は一度ツアーで行ったことがある程度で、いつの間にやらeチケとかいうのができていて、ネット予約だけで搭乗できるか不安だったけど、すんなり搭乗。
飛行機が好きなわけではないけれど、これから海外に行くという期待で、離陸の重力も心地いい。
飛行機はLCCではなく、ベトナムエアラインなので、4時間のフライト中ドリンク飲み放題の食事つき!
フライト時間は4時間で、「長いかなぁ」と懸念していたけれど、食事がきたり、飲み物がきたりと次から次に来るから、それほど時間を感じる事は無かった。
ノイバイ空港にて
現地に着いたら当然日本語なんてどこにも書いてなくて、どこに行けばいいのか超不安の中、とにかくみんなについて行き入国。
1階にバゲージが流れてくるレールがある。
出入り口近くの両替所で両替。
今回は初ベトナムな事もあり、ホテルにお迎えをお願いしていたので、外で名前の書いたプラカードを持ったドライバーさんの車に乗ってハノイまで行くことに。
料金はホテルで最後に一緒に支払うので、その時に払う必要はないけれど、大体2千円とそんなに安くなかった。
タクシーは個人のような普通車で、違う所連れて行かれたりされないか若干不安でしたが、取り越し苦労で、何事もなく無事到着。
滞在先はホアンキエム湖
今回予約したホテルは、旧市街などの観光スポットへのアクセスも良いという事で、ホアンキエム湖すぐそばの『ボンセラホテル』。
ベトナムにしては料金はやや高めだけれど、星★も付いてるホテルだから、スタッフも全員親切で、英語力皆無(私)にも優しい。
早速ホテルを出ると、徒歩1分でホアンキエム湖。
ホアンキエム湖はちょっと前まで大きな亀がいたとかで有名な湖で、今は剥製しかないんですが、ハノイを観光するには、ここを中心として旧市街やハノイ大教会 (セントジョセフ大聖堂)などがあるので、立地も最高!
とりあえず、土地勘全くないから、ホアンキエム湖を一周街ぶら。
午前中は、木が生い茂っていることもあり、結構涼しいけれど、6月は日中になると40℃は確実にある感じで、”飲み水の携帯は必須”。
ハノイ大教会を見に行く
ガイド本に載ってるハノイ大教会(セントジョセフ大聖堂)に行ってみる。
時間帯によっては中にも入れる。
がっかりスポットとまでは言わないけれど、「うん、まぁ教会だね…」といった感じ。
とはいえ、この近辺だけでも美味しいレストランやガイドブックに乗るお店もいっぱいあるから、この辺だけで遊びも生活も困ることはない。
食事はブンボーナンボー
朝食付きホテルで、朝食は問題ないけれど、今回予算があまりないから、ホテルで紹介してもらった、近所のお店の「ブンボーナンボー?」に行ってみる。
ベトナムと言えば通常”フォー”が有名なんだろうけれど、初めてだから何食べたらいいかわからなくて、はずれなさそうな魚のフライプレートを注文。
料金はフライ約300円位と+スイカジュース約100円
計:400円程度で普通に食事が取れる。
ベトナムコーヒーとデザート
初の一人海外で、いきなりローカル店はちょっと躊躇してしまい、「ベトナムにもスタバは普通にあるんだ~♪」と感心しつつ一旦『スタバ』に入ってみる。
値段は普通に日本と同等価格だから高い。
スタバグッズもベトナム仕様ボトルなんかが売ってるから、帰国後も普通に使えるお土産にいいかも。
慣れたころにベトナムローカルカフェの有名店、「コンカフェ」「ハイランズコーヒー」「カフェフォーコー」に行ってみる。
コンカフェ
『コンカフェ』はホテルから一番近かった、ハノイ大教会の目の前の店に行ってみたけれど、大盛況で忙しいからか誰も案内してくれず、一見さんお断り感ハンパなかったけれど、臆せず入ってみたら、料金も激安で味も美味しくて最高!
初見では圧倒されるので、コンカフェの注文方法紹介してます↓
ハイランズコーヒー
お次は『ハイランズコーヒー』
ここの注文方法はいわゆる『スタバ』と同じスタイルで、英語力皆無でも迷ず簡単に注文できるから、ベトナム初心者にも安心♪
カフェフォーコー
ホアンキエム湖真向かいにある、エッグコーヒーが有名な『カフェフォーコー』に行ってみる。
始め、入口がわからず探すのに相当苦労した。
ここだけじゃなく旧市街周辺はグーグルマップないと本気で迷子になる。
目の前にはホアンキエム湖もあり、屋上からの見晴らしは最高!
「エッグコーヒー」の味は独特…
ただ、映え写真にも一度は注文しておきたい。
『カフェフォーコー』へのアクセスと店内を紹介してます。↓
ズォンホア
ハノイの有名なプリン屋さん「Duong Hoa(ズォンホア)」、ローカル感半端ないけど、7000d(35円位)で鬼安い。
”ゆるゆる系”で超美味しいけど、冷えてないから、氷と一緒に食べるのが”通”らしい
持ち帰りも出来るみたいだから、氷が怖い人は、ホテルに買って帰って冷やすといいかも。
毎週がお祭り!ナイトマーケット
ホアンキエム湖は、毎週末、歩行者天国になり、夜になると、旧市街側でナイトマーケットが開催されていた。
親子づれやカップルも多く、ナイトマーケットでは衣類やオモチャなどから、屋台ではアイスやヤキトリが売ってたり、毎週末夏祭りがあってるような感じ。
次の日も昼間は車一台通っておらず(ホコテンだからか!)、昨日までの交通量がウソのよう。
スポーツメーカー品が激安い
旧市街周辺のお店では、カゴバックのようなベトナムらしいお店のほかに、3軒に1軒位の勢いでノースフェイスや、アンダーアーマーのTシャツ、バッグなどが激安価格で売っていた。
(本物かはご自身で判断を)
ベトナム旅行初心者必見!?「誰でも出来る値引き交渉術」を紹介してます。
最終日
今回お世話になった『ボンセラホテル』は、チェックアウト後も荷物を預かってくれたので、夕方までホアンキエム湖周辺でゆっくり遊ぶことができ、帰りのタクシーも手配してくれたので、最後まで安心だった。
ベトナムエアラインから出ている、福岡空港への直行便の帰り便は深夜便しかないので、現地で最後までゆっくり遊べる半面、寝る時間が短くて、そこがちょっと大変だったかな。
終わり
学歴が無いから今まで殆ど仕事は肉体労働が多かったけれど、子供の頃からゲームが趣味でどちらかと言えば内向派。
会社に尽くし、働き盛りで他界した父親が息を引取る様子を見て、「短い人生もっと楽しみたい!」と、ほぼノープランで海外に行ってみたけど、英語力無くても、やってみたら「案外なんとかなるもんだな」と思った。
6月のハノイは最も気温も高く、旅行にはやや時期はずれですが、ベトナムは物価も安いので、ホテルも航空券も格安で、治安も悪くないから、初の海外一人旅にはいいかも!
海外を一人で適当に街ブラするだけでも「今、生きてる!」という実感がすごくあって、エルダースクロール(ゲーム)のように空にドラゴンが飛んでいたりはしないけれど、
「本物の世界は圧倒的に楽しい!」
と改めて感じる、素晴らしい旅だった!!
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