ホイアン旧市街は、街自体が”世界遺産”なので、どこ観てもステキなんですが、、、
街中で販売されている「ホイアン旧市街観光チケット」を使うと、特別に管理された貴重な文化遺産などが”中まで見学できる”ので、ホイアン旧市街観光には欠かせません!!
という事で、丸一日にかけて歴史探訪…してみました。
チケットは12万ドン(旅行時:約700円)の5枚綴りになっており、25か所のスポットのうち5スポット見学できるようになってます。
どれに使うか迷ってしまいますが、、、「ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス」は、本格的なショーが公演されていて、お土産まで当たる!?プレゼントコーナーまであって、それだけでもチケット代の価値がありました!!
冒頭はこの辺で、どれに使うか参考になるように、
「ホイアン旧市街観光チケット」で私が周った5(+1)スポットの見どころから、おすすめポイント、観光時間、チケットの購入方法&有効期限など紹介します!!
「ホイアン旧市街観光チケット」の概要
『ホイアン旧市街観光チケット』は、ホイアン旧市街にある25か所の歴史的な建造物や名所のうち5か所が見学できるチケットです。
チケットの料金は、12万ドン(旅行時:約700円)で、旧市街エリアの各所に販売ブースがあります。
有効期限は、購入日当日と次の日までの*2日間使用可能のようなので、一日で慌てて周る必要もないですね。(*売店にて確認)
「ホイアン旧市街観光チケット」で5スポット巡り(+1)
今回、私が訪れたものは下記
- 日本橋(来遠橋)
- ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス
- 福建会館
- 貿易陶磁器博物館
- タンキーの旧家
- フーンフンの旧家
*1つ多い理由は、旅行時「日本橋」が工事中でチケット不要でした。
という事で、当日の雰囲気が分かるように、順を追っていきます。
ホイアン観光チケットの購入
朝9時。旧市街の西側からスタート!
ホイアン旧市街は、明確に”どこからどこまで”と定まってないようですが、旧市街の西側には玄関ゲートっぽい感じのオブジェがあるので目安にしやすいです。
旧市街の西側玄関ゲートの場所はこの辺り↓
↑は旧市街西側ゲートそばのチケット販売ブース。ほかにも旧市街のあちこちにありますが、どこもだいたいこんな感じです。
滞在ホテルの場所に合わせて、道中見かけたブースで買うといいと思います。もしわからなければ、旧市街の目抜きの「アンホイ橋」のそばにもあるので、そこが分かりやすいと思います。
①:日本橋(来遠橋)
チケットを購入したら、準備完了!
まずはド定番の「日本橋」から行きます。
23年11月時点・・・
壊れてました・・・
通行だけならチケット不要のようで、橋の中にある祠に入るのにチケットが必要となってます。が、今回は壊れてるのでチケットなしで、2階に上がる階段があり、そこから工事中の状態を見る事が出来ました。
以前、ダナンからツアーで参加した際に、壊れてない状態を見たので、「壊れた状態は逆にレア!?」と開き直ることにします…
観光のポイント!
ホイアン旧市街のシンボル的存在である「日本橋」は、1593年に日本人が橋を架けた木造の橋で、正式名称は「来遠橋 (Cau Lai Vien)」といい、現在でも住民の日常生活に利用されています。
観光所要時間
ここは”渡るだけ”なら、観光所要時間的には1分程度。
場所
②:ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス
お次は、「ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス」
ここは、いつでも入れるわけではなく、ショーの公演が、午前の部:10時15分(入館は10時から)と、午後の部:15時15分の2部制になっているので、タイミングを見計らっていく必要があります。
ここは、本格的なショーも見れて、それだけでなく、終わりにはプレゼントコーナーまであり、(私はハズレましたが…)ここだけでもチケット代の価値はあると思います!
観光のポイント!
「ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス」は、ホイアン旧市街のほぼ中央にある劇場で、ベトナム伝統の音楽や舞踊などを鑑賞することができます。伝統的な木造建築の建物も魅力の一つです。
観光所要時間
観光所要時間(公演時間)は約45分で、午前の部は、終わると11時ごろでした。
場所
アンホイ橋より東のトゥボン川沿い
ホイアン市場で昼食
午前の部の「トラディショナル(略」を見学するとちょうどお昼ごろなので、一旦「ホイアン市場」にお昼食べに行きます!
「ホイアン市場」の北側(井戸がある方)から入ると、すぐに食堂になってます。
メニューには、ホイアン名物の「カオラウ」の他にも「ホワイトローズ」や「バインセオ」などもあり、今回のホイアン滞在中(安い事もあり)昼食に何度も利用しましたが、どれも普通においしかったです♪
入口のすぐそばには、チェー屋さんもあるので、食後のデザートにあわせてどうぞ!
場所
地図は、食堂の入り口が分かりやすいように、ホイアン市場の北側の井戸に合わせてます。
下記リンク先で「ホイアン市場」の様子を更に紹介してるので、興味があれば合わせてどうぞ!!
③:福建会館
お次は「福建会館」
福建会館はホイアン市場のすぐそばなので、ルート的にも効率がいいですね。
観光のポイント!
福建会館は、17世紀に建てられた華人の会館で、ホイアン旧市街の華やかな雰囲気を象徴するスポットです。美しい装飾が施された門構えや、中国風の庭園、天后聖母など見どころ豊富で、何といっても天井に吊るされた大きな線香が印象的!
観光所要時間
観光所要時間は、奥までしっかり見て10分程でしょうか。
場所
ホイアン旧市街のメイン通り「チャンフー通り」沿いの、ホイアン市場そば
④:貿易陶磁器博物館
お次は「貿易陶磁器博物館」に向かいます。
夕方になってきた・・・
陶磁器博物館なので、(当然)陶磁器が展示されてます。
2階からは通りを眺めることができ、奥にはお土産コーナーがあり、日本語がかなり流暢な店員さんがいて、工芸品の手作りの様子や、販売してるお茶の効能など説明してくださいました♪
観光ポイント!
貿易陶磁器博物館は、ホイアンが重要な交易拠点として栄えていた歴史を学ぶことができます。展示されているものには陶磁器のほか、日本との関係も感じることができる絵巻など、当時の貿易の様子を知る貴重な資料を見ることができます。ベトナム建築の当時の民家を利用した建物も見どころの一つです!
観光所要時間
観光所要時間は、展示物に資料などもあり、お土産コーナーで手作りの工程もゆっくり見た感じで、約20~30分という感じです。
場所
こちらも「チャンフー通り」沿い、先ほどの「福建会館」より少し西側
⑤:タンキーの家(進記家)
お次は「タンキーの家」
『TAN KY』さんちの表札出てます!
観光ポイント!
ホイアン旧市街にある「タンキーの家」は、1985年に重要文化財に登録された200年以上の歴史を誇る伝統家屋です。
見どころは、中国、日本、ベトナムの建築様式が融合した独特な造りで、木製の柱や梁、精巧な彫刻、美しい中庭、調度品など、見学範囲は1階のみと広くないですが、当時の生活様式を垣間見ることができます。
観光所要時間
ここの見学できる範囲は1階部分のみなので、軽く見るだけなら10分程度だと思います。
場所
入口は、トゥボン川より1つ北の「グエン・タイ・ホック通り」側
⑥:フーンフンの家(馮興家)
ラストは「フーンフンの家」
「”フーンフン”ってすごい名前(汗)」って感じるのは日本人だからだろうか…
フーンフンの家は2階のベランダに上がることができ、日も落ちた通りはランタンが灯り、風情もあり、ツアーの方々がベランダに立って記念撮影してました!!
観光ポイント!
ホイアン旧市街にある「フーンフンの家」は、200年以上の歴史のある貿易商の伝統家屋です。
見どころは、ベトナム、中国、日本の建築様式が融合した独特な造りで、特に注目したいのは、2階部分の床。取り外し可能な格子状になっており、洪水になった際に荷物を2階に運び上げられる工夫がされています。
精巧な彫刻や美しい陶磁器なども展示されており、見どころ満載です。
観光所要時間
観光所要時間は15分程度です。(*観光所要時間は全て私の主観です)
場所
場所は「日本橋」のすぐ西側にあります。
バインセオ食べて1日終了!
ホイアン旧市街は夜になるとナイトマーケットが開催されるので、ついでにこれも楽しみましょう!
日が暮れると「アンホイ橋」の周辺では、毎夜ナイトマーケットが開かれています。通りには屋台やレストラン・バーなどもオープンするので、夜ご飯も一緒に楽しむことができます。
ホイアン旧市街観光チケット:まとめ
(23年11月)今回の旅行中、「日本橋」が修繕中だったこともあり、(幸か不幸か)6つ回りましたが、どれもベトナム(ホイアン)の歴史を感じる事ができる貴重な文化遺産ばかりで、歴史に興味がある方は特に楽しめると思います。
個人的には「ホイアン・トラディショナル・アート・パフォーマンス・ハウス」は本格的なショーを楽しむことができ、プレゼントコーナーまであるので、1枚はこれをオススメしたいですね。
チケット販売ブースは、旧市街の各所にあるので、滞在ホテルからの道中で見かけたら買うといいと思います。分かりにくそうなら、旧市街の目抜きにもなってる「アンホイ橋」の所にもあるのでそちらでどうぞ。
観光所要時間は全て私の主観ですが、朝9時ごろスタートして、途中、街ぶら観光したりしながら、ラストが17時すぎになったので、丸一日かかった計算になりますが、、
チケットの有効期限は、販売所の方に聞いた所によると、「今日と明日まで」と言われたので、時間があるなら、カフェでまったりしたり、街ぶら観光しながら、2日に分けて周れば、慌てて1日で周る必要もなさそうですね。
チケットが使えるスポットは(パンフレットによると)全部で25か所あるようなので、ホイアン旧市街観光チケットで何を見るかの参考になればと思います。