2020年3月、ますます新型コロナウイルス問題が深刻化し、各国入国制限など取り締まりも一層強化され、簡単に海外旅行に行けなくなってしまっている現状ですが、
今回、計らずもこの時期にベトナムホーチミン旅行に行く事になり、タッチの差で帰国する事ができました。
あえて、この時期を狙っていったわけではなく、チケットは前々から予約していて、航空会社も渡航直前時点ではまだ、コロナの件でキャンセル等を受け付けておらず、
日本からの入国はまだそこまで厳しく対応されてはいなかったのですが、渡航後に取り締まりも徐々に厳しくなり、深夜ホテルに怖いおじさん(公安)が突入して来るわ、帰りの便は欠航になるわで、良くも悪くも、いつも以上にアグレッシブな旅行が体験できました…
今回は、新型コロナウイルス脅威のさなかのホーチミンの有名観光スポットの様子や、旅行中実際に体験した”新型コロナウイルス(COVID-19)問題の影響”まとめを紹介したいと思います。
コロナ中のホーチミン主要観光地の様子
今回は、ホーチミン旅行の観光人気スポットの定番『1区周辺』に滞在した様子を紹介します。
タンソンニャット空港
まず最初に、タンソンニャット空港到着後すぐ感じるのは、
マスク着用率の高さ!!
日本からの旅行前(2月後半)にコロナの事はやや騒がれだしていた程度でしたが、着いてみると旅行者に限らずお迎え?らしきベトナム地元民も、見た限り80~90%位の人がマスクを着用されてました。
日本では、まだそこまで問題視している感じもなかったのですが、ベトナムではすでに学校は休講していたり、かなり早くから注意を呼び掛けていたようで、現地の人もしっかり対応していたようです。
1区周辺の様子
ホーチミン旅行の行きたい所1位!と言っても過言ではないドンコイ通り周辺の様子。
ホーチミン旅行は初めてなので通常の人通りがどの程度かは全く知りませんが、大人気スポットにしてはやっぱり少ないのかな?という気はしますね。
フォーの人気店『PHO24』の店員さんは、しっかりマスク着用してます。
サイゴン中央郵便局です。
この時は、2月後半の様子で、韓国の人か中国の人か区別がつきませんが、東洋の観光客も多いです。
サイゴン中央郵便局の隣にある『サイゴン大教会』
こちらは『サイゴン・オペラハウス(ホーチミン歌劇場)』
欧米系の観光客はマスクあまりつけてない感じです。
ただ、心配性の私と、案内係の人はしっかりマスク着用してます!
ここだけ歩いてると、本当にヨーロッパにいるみたい♪(行ったことないけど…)
大人気定番スポットなので、それなりに人は居ますが、この時期じゃなければもっと多いのかな?
以前、ハノイのナイトマーケットや、ホイアンのナイトマーケットにも行きましたが、それと比べると明らかに少ないですね。
その他の観光地の様子
1区からはやや離れた所の遊園地『ダムセンパーク』
この日は火曜日で休日ではなかったのですが、それにしても少なすぎの気がします…
この時期、ベトナムではすでに多くの小中学校が休校になっていたようで、普通の日ですが地元の人と思しき子供連れも多少見かけましたが、基本的には閑散としてました。
ベトナム現地ツアーで有名な『シンツーリスト』でメコンデルタツアーに参加した際の様子です。
この時はまだ2月下旬で、渡航後すぐで、アジア系の観光客はマスク着用している人も多少いましたが、まだまだ警戒心も薄く、普通にツアーを楽しめました。
新型コロナの実被害
ここからは、ホーチミン旅行中の新型コロナにより被った実被害を紹介していきます。
地元の子供に、猛烈な勢いで避けられる・・・
これは、帰国直前の3月上旬の話になるのですが、それはもう私自身が直接ウイルスかのように避けられました…(笑)
ベトナムの子はまだ素朴で、カメラを向けるとニッコリ笑顔で手を振ってくれるような子も多くいるのですが、一部の子は親などから旅行客と接触しないように言われてるんでしょうね…
至る所で検温
3月に入ると、徐々に規制も厳しくなり、人の集まる所では検温が始まっていました。
”ワニ釣りがカオスすぎる!”で有名な?『スイティエン公園』の入り口では、わざわざ白衣を着た方が検温されており、ちょっと深刻さにものものしさを感じました…
旅行前事前に登録しておいた『たびレジ』からのメール内容によると、3月上旬までの時点では、
「日本人であることのみをもって拒否することはない」
との事でしたが、人の集まる施設などでは検温を義務付けてられていたようで、深夜宿泊先ホテルにも公安の方が来られて検温されたのですが、いきなりの事で動揺してしまい、押し入り強盗か何かと勘違いして、かなり怖い体験をしました・・・
↓その時の恐怖体験の詳細は別記で
飛行機キャンセル被害
こちらも詳細は別記で書いているのですが、渡航して間もなく、帰りのチケットがキャンセルになり、強制的に次の日の便に振り替えれられてしまい、英語力皆無でなんとかゴネる事に成功(と言っても不可抗力だよ…)し、ホテルを紹介してもらい事なきを得る事ができました…
↓英語力皆無でゴネた方法はこちら
まとめ
今回、2020年2月~3月にかけて、ベトナム・ホーチミンへ行き、帰国後新型コロナウイルスの脅威がますます深刻化し、株価や為替も大荒れで、ベトナムに限らず各国旅行客の受け入れも厳しくなり、タッチの差でなんとか帰国することができたのですが、
帰りの飛行機キャンセルに遭うわ、ホテルに公安の人が来て超怖い目に遭うわで、旅行サイトを運営しているとはいえ、正直、特ダネ調査に行ったわけではないので、とんだ被害でした・・・
とはいえ、いつか遭遇するだろうと思っていた、旅行中の飛行機キャンセルに(良くも悪くも)遭う事になり、英語力皆無で航空会社と交渉しホテルをタダで紹介してもらえる事が実証されたので、いい経験と言えばいい経験になったかな?とポジティブにとらえておきます。
執筆現在(20年3月)ベトナム入国に際して、日本人も新型コロナウイルス陰性の検査結果が必要だったりと簡単に旅行に行けない状態で、「次はホイアンかフエに行きたいなぁ」と思ってたりするので、ホント早く収束して欲しいものです…