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ライトショアジギングのサゴシ爆釣方法。初心者でも釣れる絵つき解説

秋は堤防からのジギングで青物が狙えるハイシーズンで、今回のターゲット”サゴシ(サワラの子)もよく釣れて、食費も大助かり!なんですが、、

サゴシも『ショアジギの中でも簡単な方』と言われてますが、初心者の時は「周囲は釣れてるのに、なぜか自分だけ釣れない・・・」という事が結構あります。(かくいう私も去年始めたばかりの時は、自分だけ釣れない事が結構ありました・・・

それから1年半がたち、だいぶ腕も上達し、今では朝まづめ2時間程度の釣行でも5匹くらい釣れる様になった(来てる前提ですが)ので、

今回は、初心者でもわかるように、現場で釣れない時の見直しの参考と、来年また忘れないように、自分への備忘録も兼ねて、

堤防からライトショアジギングサゴシの釣り方

メチャウマイ”絵付き”解説したいと思います。

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ライトショアジギングでのサゴシの釣り方

では早速、ライトショアジギングでサゴシを釣る際のポイントを重要な順に書き出していきます。(青物全般にも通ずるポイントがあると思うので、参考になればと思います。

1:飛距離が重要


まず最も重要なのが飛距離

複数人で横並びで釣りをした際、飛距離が出てる人のほうが明らかに釣れてる。
実際の経験でも*あと10m奥に飛んだ時と飛ばなかった時”で明らかにヒット率が変わったりする。(*何メートル飛んだかは定かではないけれど、10m単位で色が変わるラインを使用してるので”あと10mの差”が分かる。)

結局手前で釣れる事もあるけれど、奥から追ってきてる可能性もあるので、余程手前だけでナブラが起きてない限り、遠くにキャストしたほうがチャンスが広がる。

2:リーリング速度(リトリーブ)とロッドの角度

基本的には、ロッド下向きで超早巻き。(一回転1m前後のリールの場合<ダイワ3000~4000番>1秒間:3~4回転)

少なくとも朝まづめなどで活性が高い時は早巻きだけで十分食ってくる。若干遅くするとかえってヒットしなかったり、下手にジャークなどをすると、サゴシの歯は鋭いのでリーダーを簡単に噛み切られてしまったりする。

 

便宜上、巻く回数を記載しましたが、とにかく出来るだけ早く巻く超ファーストリトリーブで、感覚的に潮流の変化したところ(同じ速度で巻いてる時、ジグが”グッ”と重くなるポイント)で食ってくることも多いので、水面を割るまで巻ききるのが大事。

 

3:狙うポイント

まずは表層を攻める。

上述とも被りますが、その際、潮の流れ(抵抗)があるポイントの方が明らかにヒット率がよいので、潮流の違いのあるポイントを探し、可能であれば(周囲に人がいない場合)左右にもキャストする。

表層でアタリがない場合は、中層~深層という順番。

4:ただ巻きでヒットしなくなったら

朝まが終わり、活性が低くなってきて、ただ巻きでは徐々にヒットしなくなってきたら、トゥイッチで誘う。

その際、まず先に早めのトゥイッチを試し、次にやや遅めのトゥイッチを試す。(早めは1秒:約2回位、遅めは1秒:約1回ペース

トィッチとジャークの細かい違いはここでは抜きにしてトゥイッチで統一します

 

トゥイッチでもダメな場合

それでもダメな場合は、ロッドを横に振ってのリフトフォール。縦のリフトフォールよりジグを同じ層で走らせることが出来るので、横でやってる。(厳密にコレをなんていうか知らないけれど、ペンシルでブリやヒラマサ釣りしてる人がやってたりするのと同じ動きをジグでやる感じ)

 

横に”グワッ”と振ってジグを走らせたら、ロッドを戻しながら一気に(←重要)糸を回収。そしてまた横に振る。の繰り返し。

 

その際、糸の回収速度でフォール量をコントロールできるが、あまり遅くしすぎると、ジグを前から食われて、糸が(ry…なので、活性が高い時はやらないほうがいい

これも表層~中層~深層の順で。

上述全て鉄板バイブの場合でも一緒。

 

5:ドラグの締めこみ

クレスト3000

ドラグの締め込みは感覚では伝えにくいけれど、『締めすぎず、緩めすぎない』

サゴシ40~50cmクラスがヒットした時にギーギー持って行かれるなら緩すぎる。

逆に締めすぎて硬すぎると、チョット強いヤツ(巨大エイとかシーバスとか)がヒットした時にラインブレイクしてしまう。

結局、大雑把に良い塩梅という感じになってしまうけれど、ラインを指に引っ掛けて引っ張った時”ぎりリールが回る”位にしてる。(腕力女子並みの♂

 

6:フッキングの注意点

基本的にはロッド下向きで早巻きしてるので、追い合わせでフッキングすることになる。

その際に、特に注意しないといけないのは、リールハンドルは軽く握った方が早巻きしやすいが、ヒットの瞬間に手がすっぽ抜けたりでリーリングが止まってしまい、フッキングできなかったりするので、”ゴツッ”というヒットの感覚があっても、リーリングが緩まないようにハンドルをしっかり握っておく。(下記リール項参照)

しっかり追い合わせしたら、竿を斜め上に持ちなおし、この時気になるようなら上に”グッ”とやって再度しっかりフッキングする。

 

7:水揚げ時の注意点

水揚げ時、早巻きのままだと水面割った瞬間に急に抵抗が無くなり針が抜けたりするので、後半は普通巻き位で足元まで来たら水面を割らせて抜き上げるとバレにくい。

 

8:メタルジグと鉄板バイブの使い分け

基本的にはメタルジグの方がいい。理由は、鉄板バイブよりジグの方が風にあおられないので飛距離がでる。

ただ、堤防の近くまでナブラが起きてるような状況なら、手返しもよく、水の中をまっすぐ走ってくるバイブでもいい感じ。

ラーは、その日の天気や水の濁りで変わるけれど、天気良くて水も澄んでるなら銀色や青などで問題ない。

多少濁ってたり、曇りだったりなら、目立つカラーにしたいけれど、ダイソーのラインナップには超目立つ”赤金”が無いので、濁ってる時用に何個か安めのやつを用意しておく。

あと、ジグにブレードを着けるとアピールは上がりますが、やはり若干飛距離が落ちるので、その時々で微調整に使うと良さそう。

安価なジグセットリンクしておきます。

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使用する道具(タックル)

私が使ってるロッドやリール、ライン(リーダー)などを紹介します。

使用ロッド『ダイワ ジグキャスター 90M』

ロッドは『ダイワ ジグキャスター jc 90M』

 

これを選んだ理由は、色々ありますが、

まずこの90Mはメーカー公式では40g程度のジグまでを想定しているようで、特に初心者の時はジグをロストする事も多く、高~いジグ(1,000円↑とかもある・・・)はもったいないですが、これがダイソーで販売してるジグの重さと丁度一緒で、ダイソーだと1個100円ですむという事と、、

 

因みに:ダイソーのジグでもぜんぜん釣れますよ!!

 

あと、このロッドは2本繋ぎになり、他にも96Mや100Mといった、より長いロッドがありますが、釣り中現地で急に『ちょっとトイレに行きたい・・・』といった時なんかに、繋いだまま車(軽のバン)に積むことが出来る長さ(全長2.7M)が丁度良かったのでこちらにしました。

 

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比較は、色々持ってないのでできませんが、よくシーバスロッドやエギングロッドをジギングに流用してる方を見かけますが、それらに比べると明らかに竿(バット部分)のしなりが固く、その分重いジグ(60g位迄)を使用でき、そもそも青物用に作られてる竿なので、水揚げも50cm程度のサゴシなら余裕で抜き上げることができます。

 

釣り上げた際に「水族館かよっ!」と思ったサイズのこのエイは、天に召す前にリリースしたので詳しく測ってなかったけど、目測で幅1M位、重さもキロレベルはあった。15分位のファイトも、竿はグングンしなっても全然余裕でしたが、流石に抜き上げは無理だった・・・

 

使用リール『ダイワ クレスト & レブロス』(3000番か?4000番か?

以前は、『ダイワ レブロス LT 4000-CH』を使用していて、運悪く1年で中の軸が折れたので、買い直しを機に、一つグレードを落として(安い方)、今は『ダイワ クレスト LT 3000-CXH』を使用しています。

 

クレストとレブロスの違いや、4000番と3000番の違いを長々書くと今回の趣旨から外れてしまうので大雑把に言ってしまいますが、、

番数で巻ける糸のサイズが違って、

4000番PE1.5=200m
3000番PE1.0=200m

となってます。

 

あとレブロスクレストの違いは、

クレストよりレブロスの方が若干グレードが高く、微妙に良い機能がついてる”らしい”のですが、はっきり言って私のような素人にはリールの逆回転機能の有無位しか感じませんでした。

 

結局どっちがいい?

サゴシの50cm前後程度であればPE1.0でも余裕なので3000番でも問題ないけれど、3000番はハンドルがつまみのような作りになっていて、4000番はT字になっており、上述”追い合わせの項”で解説したように、ハンドルから指がすっぽ抜けにくいので、4000番の方が良さそう。

クレストとレブロスの違いは、上述したように素人には殆どわからないので、どちらか迷うならクレスト(安い方)をお薦めします。

安い方が壊れた時の精神的ダメージも小さい・・・orz

予断:
ちなみに私は、ハンドルが流用できたので、ダイワ3000番リールに4000番のT字ハンドルを流用して使ってます。

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使用する糸(重要:ケチらない!

ライン(道糸)は現在は上記3000番に合わせてPEライン1.0(8本編み)を使用。

『糸は細い方が飛ぶ』というのを見かけたので今は1.0だけれど、3000番は1.2でも190m巻けるので、余裕もって1.2が安心できるかも。

リーダー(ハリス)は以前はフロロカーボンを使用してたけど、伸縮が硬いのが気になったので、今はそこそこ高いナイロンライン16lbを使用。

メーカー毎の違いは良くわからないけれど、安い糸を使うと高切れ(キャストによる切れ)が良くおきたけれど、高いものに変えたら明らかに切れにくくなったので糸はケチらず、PEは最低でも8本編みリーダーも安物は避けたほうが釣果に繋がる。

 


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メーカーによる違いは分からないけれど、PEラインには4本編みもあるけど、8本編みはより高強度になり、10M毎の色分けがあると飛距離の判別ができて便利!リンク先に1.0や1.2などサイズ色々あります。


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使用してるリーダーはコレ↑『サンヨーナイロン ライン アプロードGT-R ULTRA』の16lbを使用してます。写真は12lbになってますが、こちらもリンク先にてサイズ色々あります。

サゴシの釣り方:まとめ

  1. キャストは出来るだけ遠くに(飛距離)
  2. 基本はロッド下向きで超速巻き(1秒3~4回転位)
  3. 潮流の変化で食ってくることが多いので、水面割るまでしっかり巻ききる
  4. 表層から中層・深層の順で攻める
  5. 左右にもキャストする
  6. ただ巻きがダメならロッド下向きトゥイッチ(速め・遅め)
  7. それでもダメなら横に引くリフトフォール
  8. 基本はメタルジグ(ナブラが手前なら鉄板バイブでも)
  9. しっかり追い合わせでフッキング

こんな感じでしょうか。

おわり

 

例のコロナを機に国内で楽しめることを探し、「釣りなら3密も避けれるだろぅ?」と、安易な理由でライトショアジギングを始めたのですが、、

去年始めたばかりの頃は良くても1~2匹しか釣れなかったサゴシも、1年半がたち、今年は感覚を掴み、一度の釣行で5匹前後位は普通に釣れる様になり、来年また忘れないように、自分への備忘録も兼ねて書き出してみました。

当然これは、サゴシが”来てる前提”になりますが、『周囲は釣れてるのに、自分だけは釣れない・・・』という時、現場で見直しの参考になればと思います。

 

「これで釣れなかったら、きっといないんだよ!」と、”あのニーチェ”も何かの著書で言ってた!?ような希ガス・・・
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