「ホーチミン廟」はベトナムの英雄ホーチミンさんが安置されている霊廟となっていて、旧市街からも近く、周辺には「タンロン遺跡」などもあり、合わせて観光したい方も多いと思います。
私も今回初めてホーチミン廟の中まで見てきましたが、、、
1度入り口に迷い、ツアー専用?の方に並んでしまって、その間に正規の入り口が大行列で断念し、2日連続で行くハメになってしまいました・・・
そのほか、中まで観光する際の細かな注意点があったので、中までみたい方の予習になるように、私が実際に回った様子とともに、ホーチミン廟の”正しい入り口”や、”中まで観光する場合の注意点”、周るのに”効率のいいルート”
それと、メンテナンス期間中は閉鎖されているので、”中まで観光しないパターン”も合わせて紹介します!!
ホーチミン廟の回り方
infomation | |
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施設名 | ホーチミン廟(Ho Chi Minh Mausoleum)(Lăng Chủ tịch Hồ Chí Minh) |
住所 | Hùng Vương, Điện Biên, Ba Đình, Hà Nội |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 《4月~10月》 火~木曜日 7:30~10:30 土・日曜日 7:30~11:00 《11月~3月》 火~木曜日 8:00~11:00 土・日曜日 8:30~11:30 |
休館日 | 月曜日・金曜日 |
閉鎖期間 | 雨季2か月(凡そ6月~8月) |
その他注意事項 | ドレスコード・荷物持ち込み制限(カメラなど)*3歳以下不可? |
同じ敷地内には「ホーチミン博物館」「ホーおじさんの家」もあり、ちょっと歩きますが、徒歩圏内には「タンロン遺跡」もあるので、どうせならこちらもセットで回ると効率よく観光できます!
では、実際の雰囲気が掴みやすいように、順を追って紹介していきます。
ホーチミン廟:入り口
ホーチミン廟の入り口は、グーグルマップの左の道路沿いに入口ゲートがあります。
こちらが正しい入口の場所。
旧市街周辺から向かう場合は、徒歩でも行けなくもないですが、若干距離があるので、タクシーなどで向かう方が望ましいです。
セキュリティも厳重で、入場口では空港レベルの荷物検査があり、飲食物は破棄させられます。
なので、中を見る場合は”街ぶら用のドリンク”は持っていかない方がいいです。
ここを抜けると、次に荷物預け所があり、ちゃんとしたカメラなどを持ってる場合は預ける事になります。(スマホは持込OKですが、廟の中の撮影は絶対NG!)
荷物チェックなど終えたら、あとは列に並べば「ホーチミン廟」まで迷うことなく進みます。
ちなみに、中まで観光する際は服装規定(ドレスコード)があり、タンクトップやミニスカートなどの肌の露出が多い服はアウトのようです。
追記:「3歳以下の子供が一緒だと入れない」という情報を見かました。(ベトナムひろみさんのツイート)
中の撮影は絶対NGなので、メッチャうまい絵で解説すると、、、
中は2階建てになっており、ベトナムの英雄ホーチミンさんが永久保存の状態でガラス張りの中に安置されてます。
廟を抜けてそのまま直進していくと、「ホーおじさんの家」に到着しますが、すぐそばに”廟”撮影のべスポジの”バーディン広場”があるので、ここでいったん記念撮影!
オープン15分前まえ位から並び、ここまで比較的スムーズに進んだと思いますが、
所要時間:凡そ1時間位でした。
ホーおじさんの家(ホーチミンの家)
↑ルート通り進むと、「ホーおじさんの家」の入り口に到着します。
チケット売り場は入口のすぐ横。
料金:40,000ドン(約220円)
ルート通り進めばホーおじさんの家に出ます。
そのまま進むとお土産売り場に出ます。
ちょっとした飲食もあるので、続けて「タンロン遺跡」まで観光するなら、周辺にあまり何もないので、この時に軽く食べておくといいかも。
ここはそれほど広くないので、ゆっくり見ても、所要時間:30分程度です。
道中「一柱寺 (延祐寺)」があるので、ついでに記念撮影しながら、お次は「ホーチミン博物館」へ・・・
ホーチミン博物館
ホーチミン博物館の入場料も別途必要です。(40,000ドン≒220円)
貴重な資料や展示物でいっぱい。(博物館なので当然か…)
お土産コーナーには、ベトナムっぽい雑貨から、ホーチミンさん関連の本などもありました。
博物館は3階建てで、歴史的な書類などまで全てをじっっくり見て回ると何時間でもかかると思いますが、普通に軽く観光するなら、所要時間:1時間程度でしょうか。
入り口(出口)へ
あとはルート通りに進むと最初の入り口横の荷物預け所に出てきます。
ホーチミン廟を”中まで見なくていい場合”の回り方
ホーチミン廟の敷地内に併設されている「ホーおじさんの家」と「ホーチミン博物館」だけ行くことも可能なんですが、、、
上述の通り、ホーチミン廟の営業時間中(午前中)は周辺に入場規制で外から近づけないので、”廟は外から見るだけでいい場合”でも、午前中に行く場合は「ホーチミン博物館」の入場口を使って敷地内に入る必要があります。
ホーチミン廟の入場口と同じ道路沿い(↑左側)に、ホーチミン博物館の入場口があります。
ホーチミン廟の入場口とは違って、博物館の入り口は全然込み合っていませんね。
ここは敷地への入場口なので、ここで料金はかかりません。
中に入れば、敷地内にアクセスできるので、目的の場所に行かれてください。
一応補足しておくと、こちらの入り口から「ホーおじさんの家」と「ホーチミン博物館」と「バーディン広場」へはアクセス可能ですが、ホーチミン廟の中は見れないので注意です。
もう一つ注意点として、「ホーおじさんの家」と「ホーチミン博物館」の営業時間も細かく分かれてるので、そちらの中まで観光したい場合は、時間ロスしないためにも事前に時間割を確認されておくと良いと思います。
下記に営業時間と休館日を記しておくので、参考にされてください。
ホーおじさんの家 | (夏)朝:7:30-11:00 (冬)8:00-11:00 |
昼13:30-16:00(月・金休館) |
ホーチミン博物館 | 朝:8:00-11:30 (月・金8時‐12時のみ) |
昼:14:00-16:30 |
ザックリ言うと?
朝と昼の2部制に分かれていて、かつ、時期によっても営業時間が変更されており多少分かりづらいですが、、、
「ホーチミン廟は外から見るだけでいい!」という事なら、朝から行く必要もないので、
分かりやすくザックリ言うと、(月曜・金曜以外の)昼14:00位に行けば、入場規制もなく、「ホーおじさんの家」「ホーチミン博物館」どちらも中まで観光できると思います。
ホーチミン廟観光の注意点
ホーチミン廟の”中まで観光する際の注意点”をまとめます。
- 入口の場所に注意
- 営業時間に注意
- カメラ・飲食物、持ち込み禁止
- ドレスコードもある
- 開館中は周辺一帯に入場規制
- 雨季は閉館
- 3歳以下は不可(?)
- 入り口の場所は、「ホーチミン廟」で検索すると”敷地内の建物そのもの”になるので注意です!左の道路沿いに入り口があります。
- ホーチミン廟の営業時間は、”およそ8時~11時くらいまで”と短く、遅れると大行列なので、中まで観光する場合はオープン前に並ぶのが望ましいです。
- 廟の中まで観光する際は、入り口の荷物チェックで飲食物は破棄する事になり、カメラも預ける必要がある(スマホはOK)ので、可能な限り荷物は少なくした方がいいです。
- 廟を中まで観光する際はドレスコード(服装規定)があり、肌の露出が多い服はダメなようなので注意です。
- ホーチミン廟営業中(午前中)は、周辺一帯に入場規制があり、”廟”撮影のベスポジ「バーディン広場」には、上記した入場口以外からは入れないので注意。*規制解除された午後からは入れます。
- あと最後にもう一つ、ホーチミン廟は、雨季の時期(大体6月~8月)はメンテナンスの為に閉館しているので、中まで見たい場合は、この時期は避ける必要があります。
その他の補足
全体を通したおおよその観光時間は3時間程度で、朝から行けばお昼ごろには丁度全部回れる感じです。
中まで見た場合の効率がいいルートは、
ホチミン廟 → ホーおじさんの家 → ベトナム博物館
このルートが大体の道順通りで看板もあり迷う事もないと思います。
料金は、ホーチミン廟は無料ですが、ホーおじさんの家と博物館はそれぞれ4万ドン必要となっていて、さして高くはないですが気を付けてください。
ホーチミン廟の回り方:まとめ
今回ホーチミン廟の中まで観光してみましたが、率直な感想を言うと、
朝しか営業していなかったり、、、
ちょっとでも遅れると大行列だったり、、、
厳重な荷物検査があったり、、、
と色々大変なので、軽い観光目的なら、ホーチミン廟は外から見るだけにして、同敷地内の「ホーおじさんの家」と「ホーチミン博物館」だけ観光する方が時間にもゆとりがもてて、十分楽しめるんじゃないかな?と思います。
是が非でもホーチミンさんの雄姿が見たい!という方は、上記した注意点などを参考にしていただけたらと思います。
あと、ちょっと歩きますが、ここから「タンロン遺跡」も徒歩圏内で、合わせて行かれると、効率よく回れると思います。下記で営業時間など紹介してるので、あわせてどうぞ!!