まだまだ収まる気配のないコロナで、最近はもっぱら古着屋巡りが趣味と化して来てしまってるのですが、、
先日、定価だと多分5万くらいすると思われる、”ジャンポール・ゴルチエ”のシャレオツなスニーカーを古着屋で発見し、ミッドソールとアッパーの間に一部剥離(すき間)があり、格安で売っていたので、多少の失敗は覚悟で、自分で接着剤を使って修繕してみました。
スニーカーの指の付け根部分は、経年劣化で絶対と言っていいほど剥離してくるんですが、この程度で捨ててしまうのももったいないので、
今回は、スニーカーにできた剥離を自分で直したい人の参考になるように、修繕に使用した接着剤や、手順、自分でやって”失敗したポイント”など、写真つきで紹介します。
スニーカー修繕に使用した接着剤
今回スニーカーの剥離の接着に使用した接着剤はこちら
接着剤は、『ロックタイト 瞬間接着剤 靴用 ゼリー状』
ヘンケルジャパン ロックタイト(LOCTITE) 瞬間接着剤 靴用 4g 価格:568円 |
それと、『アルテコ スプレープライマー mini』
価格:628円 |
スニーカー修繕手順
スニーカー修繕の大まかな手順は、
- ゴミを取る
- 接着剤を塗る
- プライマーを吹きかける
- 一度、内と外側から指で押し、はみ出した接着剤をふき取る
- 再度、上からプライマーを吹きかける
- 再度、指で押して圧着させる
こんな感じです。
1.隙間のゴミを取る
まずは、接着する前に隙間の掃除をするのですが、
隙間が小さいので、ダイソーのブロアーを使い、埃を飛ばし、爪楊枝の先にウエスつけて掃除しました。
2.接着剤を塗布する
接着剤の先を隙間に差込み、満遍なく行き渡るように塗布します。
多すぎると当然はみ出す量も増えるので、いい塩梅で!
3.スプレープライマーを吹きかける
吹きかけ方は、接着剤を塗布した場所から、大体10cm位離れた場所から、”シュッ”っと一吹きさせる感じです。
4.指で押して、はみ出した接着剤をふき取る
スプレープライマーを吹きかけるとすぐに硬化が始まるので、靴の内側と外側から指で押して、はみ出した接着剤を、めん棒や爪楊枝でふき取ります。
5.再度、スプレープライマーを吹きかける
圧着させるように押しても接着剤がはみ出さなくなったら、圧着した場所の上に、再度、スプレープライマーを吹きかけます。
6.もう一度押して圧着させる
ダメ押しで、もう一度、内側と外側から押して、圧着させます。
これで終了~
接着剤の効果と失敗ポイント
実際にスニーカーの剥離を修繕してみて、失敗したポイントは、
接着剤を塗布する量が思ったより多すぎてしまい、完成時に少し厚みができてしまったことですね。
それと、上写真はすでに処置したあとなんですが、少しだけはみ出したまま硬化した分の接着剤をカッターで削りました。
あとは、これは失敗ではないんですが、硬化した接着剤はカチカチになるんで、靴を曲げた際に接着した部分だけ”クニュ”っとならなくなりました。
まぁ、ものすごく細かい部分なんで、(個人的には)少なくとも歩いてる際には殆ど気にならない感じです。
まとめ
今回、ミッドソールとアッパーにできた剥離(隙間)を自分で修繕してみて、ネットの情報で「靴の接着は難しい」なんて見かけましたが、スプレープライマーのおかげか、かなりピッタリくっついてるので、小さな剥離なら当分は大丈夫そうな感じです。
若干の失敗ポイントは、接着剤の塗布が多すぎたのか、若干厚みが出てしまいましたが、気になるほどの大きな失敗もなく、見た目も、近くでじっくり見ないと気づかない程度なので、某C○NVERSE程の低価格でゲットした、デザイーナー系ブランドの高級スニーカーが蘇り大満足♪
捨てるにはもったいないスニーカーの、ミッドソールとアッパーにできた剥離(すき間)修繕を「自分でやってみよう」と思ってる方の参考になればと思います。
今回使用した接着剤
『ロックタイト 靴用 ゼリー状』
ヘンケルジャパン ロックタイト(LOCTITE) 瞬間接着剤 靴用 4g 価格:568円 |
『アルテコ スプレープライマー mini』
価格:628円 |