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【改定】FANATECの「DRI」はやっぱり「5」がいい理由

先日『Assetto Corsa Competizione』のFFB設定をネットで調べていると、FANATECのフォーラム(こちら)におすすめ設定が記載されており、確認すると、ハンコンの種類により表示(数値)が違いますが、どれも基本的にDRI高め(MAX)になっており、

これだけだと以前記したようにハンドルが”ふらふら”するはずなんですが、「SPR」と「DPR」設定も高めに設定する事により、それを抑えることができるようで、結局、DRI設定はやっぱり「5(ゲームにより3~5)という高め設定の方が良い」ということが分かりました。

 

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DRI5(高め)の方が良い理由

言い訳がましくなってしまいますが、以前と正反対の設定になった理由は、、、

以前、このDRI設定を低めしていたのは、当時ネットでFANATEC系ハンコン(私のはCSR)の設定方法を調べると、この「SPR」と「DPR」設定は基本”OFF”をデフォのように語られていて、そうすると、「DRI」だけを上げると、フラフラしてまともに走れたものではなかったので、DRIを下げることにより安定させていたのですが、、、

今回の設定だと、DRI高めなのでセルフカウンターはクルクルっとあたりますが、その後のフラフラはSPRとDPRも付随して高めに設定する事により解消されるので、デメリットはなくなり、ACC以外でも「アセットコルサ(初代)」や「Dirt rally2.0」でも試しましたが、どちらも有用な結果でした。

 

SPRとDPRの効果

これだけで終わってもなんなんで、SPRとDPRの効果をちょっと考察

SPR

SPRはFFBが無いゲームでもハンドルをセンターに戻す効果だと思っていましたが、どうやら感触的には「進行方向に戻す」という感じなので、SPR高めにすると、フルカウンターが当たった状態でもハンドルが進行方向に定まろうとするので姿勢制御も分かりやすく、ドリ終わりやスピン立て直しの際もハンドルが直進方向(Gの方向)に素直に流れるのでフラフラすることがなくなりました。

 

DPR

DPR設定はハンドルがズリズリっと重くなる感触なんですが(停車時の据え切りのイメージ)、DRI低めでこれだけを上げてしまうと、低速時のハンドルの重さは感触が良いのですが、横Gを受けてもセルフカウンターの邪魔をしてる感じだったんですが、DRI高めにすることによりその副作用(セルフカウンターがあたらない)は打ち消されてカウンターもあたるようになり、

更に副効果的メリットは、DRI低めにしていた際には、FFBがゲーム側のゲイン頼みだったので、要するに低速時はGが小さいので、ハンドルが軽かったのが、低速時でもしっかりと重さも感じれる状態になった。

 


 

言葉ではちょっと説明しづらいんですが、イメージとしては、

DRI低め設定(以前)の状態は、全員(3人)が引っ張り合わない事で均衡を保っていた。みたいな感じだったのに対し、

全部を高めに設定する状態は、全員が引っ張り合う事で均衡を保ってる状態。という感じ。

 

なので、以前はSPRもDPRもオフだったので、DRIを下げて対応していたのですが、今の設定だと、DRI・SPR・DPRを全部同等に上げることで、すべての副作用をお互いに相殺しあっていい結果になってる感じです。

 

おわり

全部を上げると当然ハンドルが重くなってしまうのですが、これをゲーム側のゲイン設定を下げることで対処するというのがよさそうです。

あとは、人それぞれのフィーリングの違いや、ゲームの種類、車種により「重ステ過ぎる…」と感じたらDPRだけを1だけ下げてみたり、という感じで微調整するとよさそうです。

他の設定は、上記にリンクしたFANATECフォーラムから確認されてください。

 

余談…

最近は”最新”ゲームは引退して、海外旅行メインで書いてるんですが、とはいえレースシムは今でもちょこちょこ遊んでいて、以前のページはかなり前に書いている事もあり、今更リライトするのも…とも思ったのですが、今でも時々アクセスがある事や、今回の設定の方が明らかにいいフィーリングなので書くことにしました。

という事で、FANATEC系ハンコン設定の参考になればと思います。

 

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