出先でノートPCでちょっとゲームすると30分程度で充電が切れてしまって、他の作業が一切できなくなってしまうのが不便なので、UGREENの大容量モバイルバッテリー『UGREEN nexode 20000mAh 130W』を購入してみました。
まず雑感を言うと、3つの接続ポートのうち一つが100Wまで対応しているので、スマホやタブレットだけでなく、一般的なグラボ無しノートPCなら問題なく充電でき、消費電力が控え目のテキスト作成や、WEB検索程度なら約11時間、問題のゲーム(STEAM)もソフトによりやや上下しますが、連続使用で『約3時間』プレイできるパワーがありました。
その他、手持ちの激安タブレットを使用してSteam Linkでも試したりしたので、具体的な性能(持ち時間)や、半年間使ってみた感想などをまとめておきます。
【検証①】ノートPCでの実機稼働:3Dゲームと2Dゲームの負荷差
ということで早速検証……と言うほどでもないですが、私が普段使ってるグラボなしノートPC(DELL LATITUDE E7240※Type-c給電に魔改造)で「Steamのゲームを動かしたとき、どれくらいバッテリーが持つか」を試してみた結果から。
- 消費量多めのゲーム(ウル4・ぷよぷよCE)
ウル4は今となっては軽い方だけど3D格ゲーなりの描画負荷があり、ぷよぷよの方も見た目以上にCPUを回してるようで、このバッテリーのモニターで確認すると常時30Wほど消費しており、UGREENが空になるまで2時間ってところでした。
- 軽めの2Dゲーム(コロモン
ゲットだz…で実験)
こっちは上記と違いドット2Dゲーで負荷が軽い分余裕があり、UGREENのみで約3時間稼働できました。※すべてプレイ画面放置での検証。
バッテリーの消費量はノートPCのスペックとゲームの重さ次第ですが、正直、出先やカフェなどでがっつりプレイするわけでもないので、ちょっとした移動時間や、作業の合間の息抜きには必要十分な感じですね。
PC充電についての補足
このモバイルバッテリーでPCを給電するにあたって、いくつか「事前に知っておくべきこと」を補足しておきます。
ケーブル選び
ここが一番重要。PCに100W給電するには、100W(または5A)に対応してるUSB-Cケーブルが必須です。
下記商品詳細にも記載しますが、この商品の付属ケーブルはPC給電にはスペック不足の可能性がある(&短い)ので、別途100W対応ケーブルを購入した方が安心です。
旧型PCの丸型電源プラグの場合
電源プラグがUSB-Cではない古い機種でも、「Type-Cから丸型プラグに変換するアダプター」を使えば充電可能です。私の古いノートPC(Latitude)でも、この方法で安定して充電できています。
このプラグはPCに依存するので、「Type-c変換アダプター100W + PCの型番」などで検索して対応商品を探されてください。
【検証②】激安タブレット×Steam Link:遠隔プレイでの稼働時間
お次は、約1万円の激安タブレット(BNCF 8インチ)に「Steam Link」を入れて、遠隔プレイでの検証です。
これが思いのほか長く持ちました。この方法だとタブレット側は映像を表示するだけなので、負荷が極めて軽く、モンハンワールドやホグワーツといった超高負荷のゲームでも1時間プレイで4%しか減らなかったです。
Steam Linkについての補足
話が逸れない程度に、Steam Linkでプレイする方法・注意点について補足しておきます。
「親機」のPCが必要
Steam Linkでのプレイは、親となるメインの「ゲーミングPC」でSteamを起動しているのが前提です。このPCからSteam Linkを導入したタブレットやスマホに映像を飛ばす仕組みなので、出先でこの方法で遊ぶには親機となるPCでSteamを起動しておく必要があります。(ノートPCで遠隔プレイする場合は、やり方が少し違うけど仕組みは同じ)
「安定したWiFi」が必要
この方法だとメインPCから映像をストリーミングし続けるため、プレイには常に高速で安定した通信が必須です。カフェ等のフリーWiFiでは定期的途切れたりするので、基本的にはプレイ不可だと思った方がいいです。
なので、快適なプレイにはWi-Fi 6まで最新でなくとも、高速で安定したルーターが理想的です。
この条件さえ満たしていれば、安定したWiFiが確保できる状態なら、ホテルや知人宅などで丸一日充電切れを気にせず遊べるので、やり方次第で激安タブレットでも十分なゲーム環境になりますね。
『UGREEN nexode 20000mAh 130W』の商品詳細
ゲームでの使用感は解説したので、この商品の外観や付属品、充電時間なども解説しておきます。
外箱
- 正面
- 裏
- サイド
- 開けた様子
裏面にカタログスペックと、サイドに対応機種が書いてます。
それによると、スマホやタブレットのほか、SWITCHの充電も可能なようです。
充電パワーは、C1(out)がMAX100W。C2が30Wで計130Wになってるので、C1でPC充電しながら、C2でスマホなどを同時充電も可能です。
それと、『Rated Energy』を見ると「72Wh」となってるので、昨今(2026年時点)強化されたモバイルバッテリーの飛行機機内持ち込み制限(160Wh以下)の範囲内なので、海外旅行にも持参可能です。※一人につき2つまで。
<スぺック表>
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| USB-C1 Input | 5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.25A 65W Max |
| USB-C1 Output | 10V=2.25A/5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A 100W Max |
| USB-C2 Output | 10V=2.25A/5V=3A/9V=3A/12V=2.5A 30W Max |
| USB-A Output | 10V=2.25A/5V=3A/9V=2A/12V=1.5A |
| Multi-port Output (USB-C1+USB-C2) | 130W |
| Total Output | 5V=6A/9V=6A/12V=5.5A/15V=3A/20V=5A |
| Battery Type | Lithium-ion Battery |
| Rated Energy | 72Wh (14.4V 5000mAh) |
| Rated Capacity | 11000mAh (TYP 5V 6A) |
| Cell Capacity | 20000mAh (4×5000mAh) |
| Battery Charging Limited Voltage | 4.2V= |
中身と付属品
- 本体と付属品
- 正面には大きなモニター
- 裏面には商品スペック表と上下に滑り止め付き
- 上部に接続ポート
- サイドに画面点灯ボタン
- 付属の袋に入れたところ
- 説明書
付属品は、本体、説明書、Type-cケーブル、専用袋。
接続ポートは上部。裏面には滑り止め付き。サイドにはモニターのオンオフボタンがついてます。
本体のサイズは実測値で、
- 縦:13cm
- 横:5.4cm
- 厚:5cm
- 重さ:472g
表面はサラッとしていて、角もカーブになっていて手触りがいいです。サイズ感は250mmの缶ジュースくらいの感じですが、ずっと持ち歩くにはちょっと重量感がありますね。
本体の充電時間
本体の充電は、高出力PD対応のアダプターで充電すれば実測で約3時間。
付属ケーブルの送電能力が記載されていないのでわからないのですが、実際に使用してるところを見ると30Wは出てるようです。
ただし長さが約50cm程度と環境によってはちょっと短いので、ダイソーの30W対応Type-cコード(1m)で代用してます。
それと、普通のスマホ用充電器だと9時間くらいかかったので、PD対応アダプターはほぼ必須です。
ちなみに私はmomaxというブランドの海外でもそのまま挿せるアダプターを使用してます。
『UGREEN nexode 20000mAh 130W』検証:まとめ
今回、『UGREEN モバイルバッテリー nexode 20000mAh 130W』を半年間使い倒してみましたが、結論としては「出先での作業・息抜きゲーミング環境」を整えるなら十分な性能だと感じました。
『Rated Energy』は「72Wh」で、海外旅行の機内持ち込み制限(160Wh以下)をクリアしてるので、ノマド勢や海外出張の人以外でも、家族旅行などの充電にも便利だと思います。
一部デメリットとしては重量が約472gと、ずっと持ち歩くとちょっとズッシリ感があるので、私は、海外での街歩き用には、スマホに直挿しできる「Anker(5000mAh)」を使ってます。
ということで、出先でのノートPC作業&息抜きゲームで充電切れ対策を考えてる方の参考になればと思います。
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