「サイゴン動植物園(Saigon Zoo & Botanical Gardens)」は、ホーチミン1区(東端)にある、1864年に設立された、実はアジアいち!?の長い歴史を誇る由緒ある動植物園。
展示されてる動物は、ゾウ・キリン・トラといったメジャー動物だけでなく、ベトナム固有種?やスナック菓子食べてるチンパンジーが居たり…汗、剥製&標本コーナーまであり、動物園としても見ごたえ十分!
それ以外にも、緑豊かな園内は、まるでジャングルを散策しているような楽しさもあり、ちょっとした遊園地も兼ねてるので、観光ついでに立ち寄れば、子供だけじゃなく大人も十分楽しめるスポットだと思います。
アクセス方法は、1区メイン観光スポットから、Grab(タクシー)を利用すれば5分足らずとアクセスも良好で、Grab使えない人でも「ベンタイン市場バス停」から「19番バス」が目の前まで運行してるので安心です。
という事で、「サイゴン動植物園」観光の参考になるように、中の様子や、ベンタイン市場バス停からローカルバス(19番バス)でのアクセス方法も合わせて紹介しようと思います!!
サイゴン動植物園(Saigon Zoo & Botanical Gardens)
「サイゴン動植物園」の入場口は2か所。
Grabなどタクシーで向かう場合は、施設西側入口を目指して行くといいです。
「ベンタイン市場バス停」から「19番バス」で行くと、施設北側の入口に着きます。(バスの往復方法は下記で解説)
入園料
入園料は下記。
- 身長1m以上1.3m未満: 40,000 VND(約250円)
- 身長1.3m以上: 60,000 VND(約375円)
- 身長1m未満の子供(家族同伴): 無料
*24年旅行時レート
大人・子供料金じゃなく、身長で区別してるみたいですね。
園内マップ
園内マップはこんな感じ。
基本的に赤線に沿って、左回りか、右回りか、好きな方で回ると、効率よく見れると思います。
園内全体の雰囲気
東南アジア特有の大きな木々に覆われた園内は、「大都会1区の中のオアシス」という面もちで、朝からお散歩にも心地よく、現地の人の憩いの場にもなってる様子がうかがえますね。
メジャー動物(一部)
動物園で見たい「メジャー動物」は一通り楽しめます。
鹿ゾーンでは、入口で餌が5kドン(約30円)で販売されてるので、餌やり体験もできます♪(上から投げるだけですが…)
その他、日本の(うちの近所の)動物園ではあまり見た事が無いハイエナや、ホワイトタイガー!もいました。
鳥類エリア
鳥類の展示は、一部柵の中に入れるようになってて、間近で観察できます。
この他にも、別の場所にダチョウや九官鳥もいます。
爬虫類エリア
施設北側入口そばに爬虫類ソーンがあります。
標本・剥製
標本と剥製は、さほど大きくないので同一扱いでまとめましたが、別々の場所で、上記したマップでは、「11番のBảo tàng(博物館)」と「14番のViện khoa học(科学研究所)」だと思います。
植物エリア
植物エリアも、上記した剥製・標本エリアのそばです。
温室はそれほど広くないです。
アトラクション
アトラクションの数は、遊園地ほどでは無いにしても、ちょっと楽しむには十分ですね。
アトラクションの利用方法
アトラクションは、園内にチケットブースが設置してあるので、そこで別途チケットを購入する事になります。
といっても、文字見ても何か分からないので…遊びたいアトラクションの写真を撮ってチケットカウンターの人に見せると分かってもらえると思います。
アトラクションの遊び方は、チケットブースで支払うと、支払い証明(レシート)が貰えるので、それをもって、目的のアトラクションに行くだけ。
観覧車の上からは、ホーチミンの街が一望でき、ベトナム
いち高い(アジア2位)「ランドマーク81」も見えます。
飲食コーナー
おなかが空いたり、のどが乾いたら、園内のあちこちに飲食コーナーがあるので、そちらを利用するといいです。
一番大きな飲食コーナーは、上記した園内マップ中央付近(31番)だと思います。
ただ、食事は基本的に「軽食」という感じでした。
「サイゴン動植物園」の観光所要時間は?
私の場合、朝10時ごろに到着し、園内をぐるっと回って、一通り動物もみて、観覧車に乗り、軽食も食べて、出たのが14:30ごろだったので、
- 観光時間:約4時間半
という感じです。
「ベンタイン市場(バス停)」から「サイゴン動植物園」へ、バスで行く方法
Grabが使えない人や、バスで行ってみたい人の参考になるように、ここからは「ベンタイン市場(バス停)」から「サイゴン動植物園」までの、ローカルバスでのアクセス方法を解説します。
行き:「ベンタイン市場(バス停)」で「19番バス」乗り場を探す
ベンタイン市場前のバス停に着いたら、19番バスが停車する乗り場を探します。
↓19番バス乗り場
ベトナムのバスはただバス停で待ってても知らん顔して行ってしまうので、お目当てのバスが来たら、ちょっと前に出て手を挙げて乗りたいアピールしましょう!
料金は、どこまで乗っても一律7,000ドン(約40円)*24年旅行時
乗り込んだら料金徴収が来るので、その時に払えばいいです。
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行き:下車ポイント
降り場は下記マップの場所。
降りる際もややクセがあり、ブザーを押すのは日本も同じですが、ベトナムのバスは扉が開いててもそのまま行こうとするので、ついて扉が開いたらすかさず降りる運動能力がやや必要です(汗)
↓行きの降り場
降りたら、上記した「サイゴン動植物園」の北側入口がそばにあります。
帰り:乗車ポイント
ベンタイン市場バス停までの帰りのバス停は、サイゴン動植物園の西側入り口を少し行った先にあります。
(24年)旅行時には、上記写真のオレンジのバス停がありました。
↓帰り方面の19番バス乗り場
帰り:「ベンタイン市場(バス停)」到着
帰路の「ベンタイン市場バス停」の降り場は下記。
ここまでくれば、一つ二つ降り間違えても、歩けない距離じゃないので、そこまで不安がる必要はないと思います。
「サイゴン動植物園」観光:まとめ
ベトナムの動物園は、来園者が動物にお菓子与えて、普通に食べてたりするくらい管理が緩くて、日本では絶対見る事が出来ないカオス…魅力(笑)いっぱいの穴場観光スポットで、私自身、動物好きな事もあり、ベトナム旅行の際に時間があればよく行くんですが、、、
この「サイゴン動植物園」も御多分に漏れず、チンパンジーがどこかから入手したスナック菓子食べてて、「チンパンジーも最後は上向きにして残りかす食べるんだなぁ」とか無駄に感心してしまいました。(笑)
場所が1区内(東端)なので、メイン観光スポットからのアクセスも良く、バスで行く際も、ベトナムのローカルバスは乗り降りに多少癖がありますが、車内はこれといった不安も無く、何といっても料金が超安いので、Grab使えない人は上記した19番バスを利用すれば、簡単に行けると思います。
園内は、現地の人たちの憩いの場にもなってて、恋人がデートしてたり、ちょっとしたアトラクションもあるので、現地の子供たちも大賑わいで、
正直、サファリパークのような凝った展示ではないのは否めませんが、とはいえ、朝から行って昼くらいまでの半日程度で十分楽しめるので、動物園好きな人や、特に子供連れ旅行の人は1区観光の息抜きにちょっと行けば、案外楽しめるんじゃないかな?と思うので、興味があればぜひ!
施設名:サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)
住所:2 Đ. Nguyễn Bỉnh Khiêm, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh
電話:+842838291425
営業時間:7:00~17:30
WEB:https://saigonzoo.net/