今回ホーチミンに2週間旅行で、現地での通信にKKDAYの(ベトナム含)東南アジア用eSIMを使用してみました。
先に感想をまとめると、設定も慣れると簡単で、現地での通信もほぼ途切れる事もなく、グーグルマップみたり、GRABで配車したりと、概ね基本的な旅行には何も問題なく快適に使えました。
ただ一部使えないアプリがあったり、契約の際により安い契約方法があったので、このページでは、KKDAYのベトナム他・東南アジア用eSIMをベトナムで利用した体験談、設定方法、契約のコツ、注意点まで徹底解説します!
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契約方法:まずはKKDAYでeSIMを購入
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ベトナム他・東南アジアeSIM、安く契約するコツ!
ともあれ、KKDAYのウェブサイトからeSIMを購入します。
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利用開始日、滞在日数、必要なデータ容量に応じて最適なプランを選びます。
- 利用開始日とプラン選択
- データ容量と日数選択
購入時に名前等「必須項目」を入力します。その際「電話番号」の項目がありますが、これは今お使いのスマホの電話番号を入力でOKです。この電話番号(通信)は現地でオフにする予定でも問題ありません。
データ容量は利用日数により選択できないものもあるので、旅行日数と利用頻度に応じて選択されてください。データ消費量の目安は下記で解説してます。
支払い完了後、登録したメールアドレスに、eSIMのQRコードと設定手順が記載されたメールが届きます。設定方法は次の項目で解説します。
お得な契約方法のヒント
- プラン選択:私の場合2週間と長期滞在で、まるまる契約すると約5000円…と高額になってしまうのですが、、、この時実施されていた「2枚1組50%オフ」セールとデータ容量の調整(1日1GB)を組み合わせ、1週間契約の料金で2枚確保することで、料金を1,150円に抑える事に成功しました!
その他、時々で割引があるので、うまく組み合わせて安いプラン探してください!
- データ消費量の目安:旅行先(ベトナム)ではGrab(配車アプリ)や、Googleマップなどを多用すると思いますが、私の場合、外で一日Gマップ見たり、GRAB利用する感じで、一日のデータ消費量は概ね100MB程度でした。動画視聴やSNSで動画UPといった消費量が多いことはホテルのWi-Fi下で行えば済むので、余程外で使いまくりたい人でなければ、無制限プランまでは不要だと思います。
eSIMの設定方法:現地に着く前に準備!
設定は非常にシンプルです。WIFI環境があれば現地でも設定できますが、着いたら直ぐに使えるように、日本での出発前にWi-Fi環境下(自宅など)で行っておきます。
設定は機種により異なりますが、ザックリ解説すると、
- Androidの場合だと:「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIMカード」から追加 > QRコードをスキャン。
- iPhoneの場合だと:「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」を選択し、QRコードをスキャン。*注:調べ
こんな感じです。(iPhoneはネットで調べた分です。)
1. eSIMインストールまでの手順(画像付き):Android(Pixel 6a)
慣れると簡単ですが、初めての人やデジタルが苦手な人の為に、参考に私のスマホ(Pixel 6a)での実際の手順を画像付きで紹介しておきます。
1-1.「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択
1-2. SIMをタップ
1-3.「SIMを追加」を選択
1-4.「eSIMを設定」をタップ
1-5. 読み込むまで待つ(数十秒)
補足:恐らく、この時インターネットに繋がっておく必要があるので、Wi-Fi環境下でないと設定ができないのだと思われます。
1-6. QRコードをスキャン
QRコードは、KKDAYに登録したメールの他、KKDAYの「予約履歴」等からも確認できます。
1-7. 通信待ち(数十秒)
1-8.「設定」を選択して、インストール完了
- ⑧:設定を押して…
- 追加されていたら、インストール完了!
この時「eSIMの設定」と「eSIMの有効化」という画面が2回でますが、どちらも「設定」を押します。
現在利用中の「SIM」の下に「eSIM」が追加されていれば成功です。
この時点ではまだ通信は開始されていないので、旅行前に日本で行っても問題ありません。
2. 旅行先(ベトナム)到着後の設定
ここからは旅行直前の設定と、現地に到着してからの設定の解説をします。
2-1. 渡航直前に「主回線」と「モバイル通信」をOFFにする
飛行機に乗りこんだら主回線とモバイル通信をオフにします。
海外でも通信できる契約などの人は主回線をオフにする必要はありませんが、どちらにせよフライト中は基本的に通信をオフにするようになってるので、いったんどちらもオフにしておくといいと思います(ケースバイケースで対応して下さい。)
2-2.(到着後)eSIMの有効化とローミングをオンにし、モバイルデータをオンにする
- ②:eSIMを有効化、ローミングもオンにする
- モバイルデータをオンにしたら通信開始!
現地に着いたら「eSIMの設定」に入ります。
Android(Pixel 6a)の場合、SIM欄に表示されている「eSIM」を長押しすると、設定画面に入れます。
eSIMの有効化とローミングをオンにしたら、モバイルデータをオンにして、しばらく待つと、現地のキャリアに自動で接続され、インターネットが使えるようになります。
その際、数分待っても通信開始しない場合は、機内モードをON・OFFしたり、スマホを再起動したりすると接続されたりします。(私もそうでした)
3. 帰国後:不要になったeSIMを消去する
帰国後、不要になったeSIMは、設定画面から「eSIMを消去する」で削除してください。
設定と通信までの流れはこんな感じです。
【KKDAY 東南アジアeSIM】注意点とトラブルシューティング
スムーズに旅行できるように、先に知っておきたい点・気になる点を記述しておきます。
1. 対応機種の確認は必須!
eSIMは比較的新しい技術のため、古い機種では対応していない場合があります。KKDAYのページにて確認方法が記載されているので、事前に自身のスマホ機種がeSIMに対応しているか確認してください。
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2.QRが読み取れない
QRコードを読み取る(読み込む)際、電子デバイス(PCやスマホ)の画面から読み込もうとすると、カメラでTVを写したときに発生する”波線”がでてうまく読み取れないことがあるので、その際はできる限り大きく表示させて、かつ画面とスマホを真っすぐにして、波線が出ない(出にくい)ようにすると成功します。
それと、送られてきたQRをスクショで撮影したものを、1台のデバイス(eSIM利用予定のスマホ)で読み込むことは不可能なので、後から現地で読み込む予定でデバイスが2台無い場合は、紙に印刷したものを用意しておいた方が良いです。
3. データローミングは「eSIM側だけ」ONにする
eSIMを利用する際は、eSIM側の「ローミング」をONにする必要があります。日本で使っている主回線(物理SIM)のローミングは必ずOFFのままにしておきましょう。これを間違えると、高額な国際ローミング料金が発生する可能性があるので注意です。
補足:主回線をONにしたままでも、ローミングをオフにしていれば、(通常の契約なら)通信しないはずですが、旅行中に不要なら主回線はオフにしていた方が安心だと思います。
4. 接続できない場合の対処法
モバイル通信をONにしても通信が開始されない場合は、一度機内モードをONにして数分待ち、再度OFFにしたり、スマホを再起動したりすると接続がリフレッシュされて通信が始まると思います。
それでもダメな場合は、KKDAYに問い合わせてみてください。
5.有効期限は「日本時間」の深夜0時で切れる点に注意!
このeSIMの期限は、通信開始(利用開始日)からのカウントになりますが、有効期限の区切りは「日本時間」の深夜0時のようです。
ベトナムとは時差が2時間あるため、現地時間の深夜0時ではなく、現地時間の午後10時(22時)に通信が終了してしまいました。
私の場合、その日の夜に帰国するだけだったので大きな問題はありませんでしたが、帰国便が遅い時間だったり、ギリギリまで通信したい場合は、念のため1日分多めに契約しておくと安心です。
6.【利用制限】Google Gemini(AIアシスタント)は利用不可
ベトナムでKKDAYのeSIMを利用した際、Googleが提供するAIアシスタント「Gemini」が使用できませんでした。
旅先でベトナム語の看板やメニューを写真に撮ってGeminiに翻訳させるといった便利な使い方が可能ですが、これができずちょっと不便でした…
基本的な翻訳機能はGoogle翻訳でカバーできるため、旅行全体としては大きな問題にはなりませんでしたが、一応注意点の一つとして記載しておきます。
7.eSIM利用中のYahoo!メールへの影響
海外でeSIM(副回線)を利用している間、一部のメールサービスでセキュリティ上の制限がかかる場合があるようです。
発生した事象
- Yahoo!メール:いつもスマホで見ていたヤフーメールが、セキュリティ対策として認識され、パスワードの再入力を求められメールの確認ができなくなりました。
- Gmail(Googleメール):こちらは問題なく利用可能でした。
重要なポイント
-
重要なメールを利用している方:Yahoo!メールを重要な連絡手段として利用している場合は、一時的にアクセスできなくなる可能性があるので注意です。
-
帰国後の回復:帰国後に日本の主回線に戻すと、再度設定がリセットされ、未読だったメールを含めて正常に受信・確認できるようになりました。
8. その他のアプリ利用可否
その他、私が利用した範囲で確認できたアプリ等の利用可否を書き出しておきます。
- Google関連(検索・マップ・翻訳)
- GRAB
- YouTube
- NETFLIX
- X(Twitter)
- USBテザリング(PCと接続)
基本的に旅行で必須なものは問題なく使えました。上記でも触れたように一つAI(GEMINI)だけ利用不可でした。ただしこれもホテルのWi-Fi環境下では利用可能だったので、大きな問題ではありませんでした。
まとめ:KKDAYのベトナムeSIMは超便利!短期旅行なら特に最強
今までベトナム旅行の際の通信は、アマゾンで「Vietnamobile」の現地シム(レビューページ)を購入していましたが、前回、香港旅行でKKDAYでeSIMを使ってみたら、想像以上に便利だったので、今回ホーチミン旅行でも利用してみました。
旅行日数が半月以上と長期になると、料金面では上記した物理SIMの方が安くなりますが、短期なら数日契約が可能なので十分リーズナブルだと思います。
何よりeSIMは慣れるとかなり便利で、物理シムのように差し替えの必要もなく、空港に着いた瞬間から即通信出来て、通信もほぼ安定していて、Grabで配車したり、グーグルマップで街ぶらしたり、とストレスフリーで快適な旅ができ、次回からベトナム旅行はこのeSIM一択!ってくらい安心して使えました!
KKDAYのこの東南アジア用eSIMは、ベトナム以外でも利用できるようで、KKDAYのクチコミを見ても概ね好評なので、ベトナム旅行以外の人でも参考になればと思います。




















