『ベトジェットエア』は、ベトナム行き航空券を取り扱っているLCC(ローコストキャリア)。
その魅力はなんといっても、「ハノイやホーチミンへの往復チケット」がたったの3万台で販売されているので、とにかく安くベトナム旅行したい人(私…)には有難い航空会社です!
ただ、サイトの翻訳が一部微妙だったり、「カードエラーで買えなかった…」という情報もあり、不安な人もいるんじゃないかな?と思います。
なのでこのページでは、初めてベトジェットエアを利用する人でも失敗せずに買えるように、
- 航空券の「購入方法と注意点」
- カードエラーになる「原因(憶測…)と対処」
- 「ベトナム国内を周遊」しちゃう買い方
を紹介しようと思います。
【重要】2025年版:ベトジェットの登録・カード決済に関する一部変更に伴い、記事を編集しました。
ベトジェット航空券の購入方法 & 注意点
まずは、何はともあれ『ベトジェット公式サイト』を開きます。
初めて開くと、うまく日本語翻訳されておらず、上にベトナム語で文字が出る場合があります。
これは「キャンペーンありますよ」みたいなもので、赤い方が「同意」白い方が「後で」という意味です。
どちらを選んでもいいんですが、今回は「後で」を選択して先に進みます。
それと、下にクッキーの同意がでますが、問題なければ各自の判断で「受け入れる」を選択すれば次からは出ません。
国際線の購入方法
ここから本題の、購入方法の解説に移ります。
- 支払いをタブから『JPY(円)』に変更
- 往復か片道かを選択(通常は往復がベター)
- 出発地と行きの日付、到着地と帰りの日付を決める(適当でいいです)
- 最低運賃を検索にチェックを入れる
ここでの選択は上記のとおりです。
③の日付は、次のページで変更可能なので、ここでは行きたい日&帰りたい日を適当に選択していいです。
ここまで決めたら『フライトを探す』で次のページに行きます。
今回は、福岡空港~ハノイの往復を検索。
フライトの日付と料金を確認
前ページで「最低運賃を検索」にチェックを入れてると、選んだ日の周辺の料金も合わせて表示されます。
旅程に余裕があるなら、この時点で選択しなおせば、より安い日にも変更できます。
完売と書いてるやつは、この場合は飛んでない日なので、その場合も料金が書いてる日を選択しなおせばいいです。
そこまで選んだら下記の『次へ進む』で次のページに行きます。
’24年現在ベトナムのノービザ滞在日数は45日以内なので、ビザを取らない場合はその範囲で選ぶ必要があります。
グレードを選択
ここで確認するポイントは3か所。
- 出発時刻確認
- 直行便か乗継か確認
- グレードを選択
出発時刻と、便が直行か乗継かを確認したら、グレードを選びます。
選んだら『次へ進む』
帰りも選択
行きと帰りのグレードを選択したら、下記に合計金額が表示されます。
運賃(チケット代)の他に、燃油料金などが加算されるので、最終的な金額は3万位になってますね。(それでも十分安いですが…)
確認したら『次へ進む』
今回は、行きはeco、帰りはDeluxeを選択。
グレードの詳細
グレードは、『skyBOSS(一番高いやつ)』『Deluxe(受諾荷物20キロ付+a)』『eco(機内持ち込み7キロまで)』の3種類。
ザックリ解説すると、
- 『skyBOSS』は、手荷物と受諾荷物の量が多くてゴルフバッグなども持っていける
- 『Deluxe』は、受諾荷物20キロ付
- 『eco』は、手荷物7キロ+小さなハンドバッグ等(計2個)
今回はDeluxeが安いのでお得ですが、ecoとの価格差が大きい場合は、受諾荷物だけならオプションでつけれるので、場合によってはそちらを利用した方が安くなります。
機内持ち込みサイズは?
機内持ち込み可能な手荷物サイズは、上記したように7kg以内で、寸法は56cmx36cmx23cmになってます。
スーツケースの場合、キャスターも含んだサイズです。
だいたい1泊用機内持ち込みサイズのスーツケースですが、メーカーによって1~2cmの違いがあり、「ベトジェットは規定がかなり厳しい」とよく言われるので、できる限りジャストサイズを選ぶと安心だと思います。
高級スーツケースを安価でレンタルしてる【アールワイレンタル】に、ピッタリサイズがあったので、参考にリンクしておきます。
↓↓実際に「機内持ち込みのみ」で利用した際のバッグのサイズや中身などの詳細
注意点①:搭乗者情報を入力(25年編集)
ここがとちりポイント①なので、ちょっと詳しく解説していきます。
名前
名前の入力は、書いてある通り「苗字」「名前」の順です。ローマ字表記もパスポートに書いてある通りに入力します。
生年月日
生年月日は外国準拠になっており、『日/月/年』で入力です。
(例:1990年6月25日生まれなら→「25/06/1990」という感じ)
国
これは(日本人なら)タブから日本を選択します。
電話番号
電話番号は国番号からになってるので、市外局番の0抜きで入力します。
スマホでも同様です。(例:080なら「(国番号)80…」という感じです)
メール入力
ここに入力したメアドは、チケット購入後にeチケのpdfが送られてくるメアドです。
National ID / Passport (25年版変更点)
ここをクリックすると、如何にも名前を入力するかのように指示されますが、
海外旅行者は「旅券番号(パスポートナンバー)」を記入します。
*どうやらこれはベトナム人(在住者)がベトナム国内線を購入する際に名前を書く欄という事のようです。
住所
住所は入力しなくても購入できます。
*再チェック
ここで間違うと後々面倒なので、赤枠で囲ってる所は入念にチェックです!
メッセージサービス・プロモーション・アンケートは各自でご自由にどうぞ。
あと、乗客の詳細を記憶しておくと、やり直す際に記入が省けて後々ラクになります。
入力し終えたら『次へ進む』
オプションを選択
オプション選択画面では座席選択や、食事・荷物の追加などが選択できます。
座席は「eco」の場合追加料金かかるので、どこでもいい場合は選択しなくていいです。Deluxe以上の場合は追加料金なしで座席が選択できます。
*注意点②:荷物オプション
注意点②は、受諾手荷物が勝手に追加されてるので、要らない場合は、タブから往路便復路便ともに『結構です』にチェックを入れて、追加料金0円になるか確認します。
特に今回は帰りは『Deluxe』にしているので、購入しなくても(帰りの分は)20キロ受諾荷物有りなんで要りません!
他にも、機内持ち込み手荷物2キロ追加などもあるので、欲しい人はここで追加するといいです。
オプションを選択したら、『次へ進む』
注意点③:カード決済 (25年編集)
決済にカードを選択するとカード番号等の入力画面になります。
ここも最注意ポイント。
名前入力
ここの名前入力は『[下の名前] [苗字](ローマ字)』の順です。
ここはクレジットカードの表記通りになり、さっきと逆なので間違えないように注意です!
住所入力
住所の記入は全部書く必要はないようです。地域名のみ(県と市のみ)で番地等は記入しなくても大丈夫でした。
取引認証(25年版変更点)
「続行」を押すると「取引認証」画面に切り替わります。
「認証コードを(メアド)へ送りました」と表示されるので、その認証コードを確認して、画面に入力してください。
【補足】 ご利用のカード会社やセキュリティ設定によっては、上記と違うかもしれないので、その際は表示された案内に従って手続きを進めてください。
予約完了
この画面が表示されたら予約成功!
メール確認:eチケ発行
最後に、登録したメールアドレスにeチケのPDFが送られてきてるので、開いて、プリンターで印刷します。
家にプリンターが無い場合は、コンビニでも印刷する方法がありますが、コンビニによって方法が違ったりするようなので、『PDF コンビニ 印刷』などで各自でググられてください。
PDFファイルは5枚分くらいありますが、印刷は、予約情報が書かれてる1枚だけでいいです。
今回のチケットは、福岡~ハノイ往復:約33,000円!
国際線での往復だけなら、これで大丈夫だと思います。
応用編:国内線の購入方法
ベトジェットでは、まだ福岡~ホーチミンのように直行便が運航して無い地域もあるので、ベトナム国内を移動できるように、国内線の購入方法も解説しておきます。
基本的には、(上記)国際線と買い方はほぼ同じですが、一部注意点があるので、同様な所は飛ばし気味にして、順を追っていきます。
国内線の購入方法
最初の画面は、国際線の時と同じです。
出発と到着。日付(適当でいい)等を選択して次の画面に行きます。
今回はハノイ~ホーチミン往復。
日付選択
これも国際線と一緒です。
一番都合がいい日(安い日)を選択して次へ。
(当然ですが、、、)帰国の飛行機に間に合う日程にする必要があります。
時間を選択
国内線は国際線と違い便数が多いです。
安いのはだいたい真夜中到着の便だったり…なので、値段との折り合いをつけて、一番都合がいい時間帯を選んでください。
グレードもさっきの国際線と違って「eco」と「Deluxe」の差が大きいので、後述のオプションで受諾荷物だけ追加しようと思います。
それと上記と被りますが、帰国の便に間に合うように帰ってこないといけないので、
例えば今回の場合、帰国便が25日深夜2時出発なので、(ベトジェットの遅延の多さも鑑みて)24日の夕方ごろにはハノイに戻ってくるようにしてます。
搭乗者登録
搭乗者登録は、国際線の時と同じです。
間違わないよう「苗字 名前」の順で記入です。
オプション選択
選択方法は、上述した国際線の時と同じですが、受諾荷物の料金が違いますね。
- 国際線+3,500円(20kg)
- 国内線+1,200円(20kg)
って感じになってます。
なので、前述のグレード選択の際に、受諾荷物付けたいだけなら、国内線の場合『Deluxe』にするよりオプションでこれだけ付けた方が安いです。
カード決済入力
これも国際線の時と同じです。
ミスらないように、カードに書かれてる通りに入力します。
予約完了
予約出来たら、(上記)国際線の時と同じように、メールからPDFファイルのeチケをプリントアウトしたら完了です!
ハノイ~ホーチミン往復で約22,000円なので、
上記と合わせて…
合計:55,000円で「ハノイ+ホーチミン」の2都市周遊できちゃう!
ベトジェット予約時に気になるポイント
ベトジェットの予約で気になる点をまとめます。
会員登録は?
ベトジェットのチケットは会員登録しなくても購入できました。
カード決済でエラーが出る場合の対処(と原因)
カード決済でエラーが出る場合は、カードを変えるとか、ブラウザ(chrome→firefox等)を変更してみると、できたりする事があるようです。
エラーが出る原因は、こちらでは完全には分からないのですが、予約画面で数分間放置しているとセッションアウト(時間切れ)になる事があったので、もしかすると、登録等で手間取って、時間がかかりすぎてエラーになってる可能性もあるんじゃないかな?って思ったりしてます。(山勘ですが…)
なので、初めての時は特に登録になれていないと手間取ったり、慌ててミスったりするのも嫌なので、一発で決めようとせずに、搭乗者登録の所まで進めて、間違いないか確認したら「乗客詳細を記憶」して再度トップ画面に戻ってやり直せば、次は登録部分が省けるので、スムーズに進めれると思います。
ベトジェット購入方法:まとめ
ベトジェットのチケット購入方法は以上です。
ベトジェットでの購入は、海外旅行に慣れてる人には記入も問題ないと思いますが、海外準拠の日本とは反対記入があるので慣れてない人は注意が必要ですね。
特に注意点は、搭乗者登録の記入は『苗字 名前』なのに対し、支払いカード記入欄は『名前 苗字』だったりするので、騙されないようにしっかりチェックした方がいいです。
支払い登録も(私は大丈夫でしたが)、カードエラーのトラブルも聞くことも多く、サイトも日本語翻訳が一部できてない所があったりして、ミスった場合のやり取りも多少不安感がありますね…
なので、海外旅行に慣れてない人や、たまの旅行でトラブル・失敗を避けたい人は、格安航空券総合検索サイトの『エアトリ』だと完全日本語対応なので安心感は高いと思います。
エアトリだと手数料があるのでやや高くなったりしますが、とはいえ前回のダナン旅行は往復約4万円台だったり、ベトジェット以外の格安航空券(香港往復2万ポッキリなど…)も見つかったり、、、
更にはポイントも付与されるので、便によっては手数料を鑑みても差ほど高くない事もあるので、格安航空券出てないか定期的に検索する事をお勧めします!
ベトジェットの機内の様子や空港でのやり取りは、ハノイ経由でダナンに行った際の様子をリンクしておくので、興味があればそちらどうぞ!


























