今回、ベトナム・ホーチミン旅行へ出かけた矢先、タイミング悪く新型コロナウイルス被害に巻き込まれてしまい、帰り便のチケットが欠航・変更になるという目に合ってしまいました・・・
自然災害とはいえ、航空会社都合でのフライトキャンセルなので、今回利用したベトナム航空に英語力皆無でゴネてホテル代を請求してみました!
今回のような新型コロナの件は滅多にない事ですが、天候などでフライトキャンセルになった場合でもホテル代を請求出来たりするので、今後の参考になればと思います。
飛行機欠航時のホテル代請求方法
ホテル代請求までのやり取りを順を追っていきます。
欠航・変更のメールが来る
今回わたしは、ベトナム航空の公式サイトでチケットを購入したのですが、チケット購入の際に登録したメールアドレス宛にベトナム航空からチケットの欠航・変更のメールが届きました。
メールの内容はこちら
○○様 日付(帰路分)XXX便 ベトナム航空XX支店よりお時間変更のお知らせ
この度は
~中略~
昨今のコロナウイルス感染拡大に伴う世界的需要減少により、一部定期便の欠航を決定いたしました。
~中略~
お客様がお持ちのホーチミン線ご予約につきまして、下記の通り当社代替便による振替輸送をご案内させていただきます。
今回はかなり異例だとは思いますが、すでにホーチミン入りした後での案内でした…
航空会社へ行く
さて、帰る日が一日延びたのはわかったのですが、問題はここからです!
伸びた1泊分のホテルをどうにかしないといけません。
今回のケースでは航空会社都合のキャンセルなので、自分でホテルを予約する前に、メール確認した次の日に、延泊にかかるホテル代を航空会社(今回はベトナムエアライン)に請求しに行ってみることにしました。
英語の堪能な人ならメールや電話でやり取りできるかもしれませんが、英語力皆無の私の場合、身振り手振り&グーグル翻訳大先生がないと確実に通じない自信がある(キッパリ)ので、直接交渉できる場所を探します。
まずは、滞在場所近辺に事務所が無いか、グーグルマップを使い、航空会社の名前で検索して出てきた、ベンタイン市場の北側にあったこちら↑のお店に行ってみました。
が、
どうやら、こちらは旅行代理店?のようで、受付に「ここでは対応できません、空港に行ってください」と言われ、結局、空港へ行くことに・・・
バスに揺られて30分。
空港でのやりとり
受付カウンターは空港によって違うと思いますが、今回のホーチミン・タンソンニャット空港の場合では、航空会社(今回はベトナムエアライン)の窓口に行くように指示され、そこでやり取りすることになりました。
どこに行けば分からず、ベトナム航空のCAさんに聞き、教えてもらった受付カウンターで尋ねたら、「ここじゃない、C-Dのカウンターに行け!」とちょっとたらい回しに・・・
チェックインカウンターの間にあるこっちが正解。
英語力皆無でグーグル翻訳で会話する場合の注意点!
それと、日本語特有の丁寧語・謙遜語も変換後にはあまり意味がないので、多少言葉が悪く見えても、直接的表現で翻訳した方が伝わりやすいと思います。
やり取りの内容
どこまで参考になるかはわかりませんが、英語力皆無でホテル代請求までのやりとりです。
窓口へ行くと、まず要件を聞かれます(当然ですが…)
私(以降、G翻訳):「ベトナムエアラインの都合で飛行機が欠航になったので、延泊分のホテル代を請求したい」
受付:「文章は読めますが、意味が分かりません」
私:「・・・・(プッ」
「チョット、何言ってるか…」って、『サンドウィッチマンのネタかよっ!』と、一人でにやけてしまいましたが、笑ってる場合じゃないので、もっと端的に伝わるよう、今度はe-チケットを渡し、別の文章で聞いてみます。
私:(eチケ出しながら)「この分がキャンセルになりました」
受付:「チケットの変更確認ですか?」
私:「違います」
私:「ベトナムエアラインからのメールで、帰りの便が欠航になり、次の日の便に変更されました」
私:「そちら(ベトナムエアライン)都合でのキャンセルなので、伸びた1泊分のホテル代を請求したい」
受付(電話):「お客様の契約されたホテルでは、ホテル代をお出しすることは出来かねます」
私:「次の日までのホテルがないと困ります」(海外だし本当に困るので強気に押しますよ!)
受付(電話):「次の日ではなく、同日の別時間出発分でハノイ経由や、前日出発便がありますがどうでしょうか?」
私:「どちらの便も都合が悪いです。メール通り次の日の便でホテルをどうにかしてほしいです」
受付(電話):「ホテル代をお出しすることは出来ませんが、ベトナム航空と提携しているホテルならご案内することが出来ます」
私:「無料でという事ですよね?」(念を押して!)
受付(電話):「はいそうです」
私:「それでお願いしたいです」
受付(電話):「わかりました。当日、同じ場所(受付カウンター)にまた来てください」
この日のやり取りは、大体このような感じでした。
この後、ホテルの場所を聞いてみましたが、「空港の近くで手配するけれど、とにかく当日来てくれ」といったような事を言われ、この段階ではまだホテルもわからず、
このやりとりするのに使ったバス代(往復50円程度だけど)も本当は請求したかったけれど、そこまでの英語力と、観光時間が減る方がもったいないのでその分は諦めました…
ここまでのまとめ
ここまでに要した時間は、英語力皆無でグーグル翻訳越しでのやり取りという事もあり、余計に時間がかかり、1時間位といったところでしょうか、、
そこから、行き帰りにかかる時間と、最初どこに行けば良いか全くわからず最初のインフォメーションで若干たらい回しに合いそうになった時間も合算すると、この件で要した時間は3時間位だと思います。
ホテル代を請求することは出来ませんでしたが、ベトナムエアラインの場合、航空会社の提携しているホテルの紹介なら出来るようですね。
当日のやりとり
ここからは、紹介されたホテルに行くまでの当日のやり取りです。
空港へ行く
空港へ向かう時間は指定されませんでしたが、受付カウンター対応時間がわからないので、余裕をもって夕方5時位に向かう事にしました。
ともあれ、3度目のタンソンニャット空港。
先日指示された通り、再度同じカウンターへ行き、ホテルの件を確認します。
私(以降、G翻訳):(チケットを出しながら)「ホテルを紹介してくれる約束になってます。今日ここに来るように言われたので来ました」
受付:「確認します」
受付:「メールが来ているはずです。見せてください」
以前やりとりした方とはまた違う人で、翻訳越しという事もあり多少困惑されながら、渡したチケットの番号をコンピューターで確認しています。
前日に英語とベトナム語で書かれたそれらしいメールが来ていたので、それを見せてみます。
受付:「ホテルの予約をするので、お待ちください」
『何日も前にやり取りしたのに、今からホテル予約するのかよ!』
と思いましたが、海外だとこの程度は普通ですかね。
数分後・・・
受付:「ホテルが取れました。案内するので着いてきてください」
言われるがまま、とにかく職員の背中を追ってついて行きます・・・
どこに連れて行かれるのか未だわからないまま外に出ると、、
そこには、高級車の代名詞”ベンツ”でお出迎えが!!
しかもボーイ付き!!!
「なに?この超VIP待遇…」と思いつつ、促されるまま車に乗り込みます。
現時点でまだホテルは不明なのですが、「この待遇でおかしなホテルは無いだろう」とちょっと期待も膨らみます♪
ファーストホテル【四つ星】到着!
という事で着いたホテルは、4つ星の立派な『ファーストホテル』というホテルでした。
用意されていた部屋は、平均的なシングルベッドの部屋でしたが、ベトナム航空から話が伝わっているようで、明日のフライトの時間も把握されており、空港までの送り迎えから、食事も全て無料という、しっかりしたサービスを受ける事ができました♪
まとめ
今回は、最悪にタイミングが悪く、渡航後に新型コロナウイルス問題が深刻化し、飛行機のフライトキャンセル被害に遭ってしまい、英語力皆無な事もあり最初のやり取りでごたつきましたが、
用意していただいたホテルも最後までしっかりサポートしていただき、受付の応対は多少事務的ではありましたが、ベトナムエアラインのサポートも十分で、1泊だけでしたが超VIP体験も満喫できたので大満足(ぇ)でした♪
今回のベトナムエアラインの場合、ホテル代の請求は出来ないという事でしたが、提携ホテルなら無償で用意して頂けるようです。
今回のような新型コロナのようなケースは稀ですが、天候などによるフライト欠航でも航空会社都合の場合、ホテル代を請求できたり、無料で用意して貰えたりすることもあるので、
海外旅行中フライトキャンセルになった場合は、自分で用意する前に、まずは、航空会社に問い合わせてみることをオススメします!